先週、九段で開催した講習会、
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
・・・九段下駅の側は、
千鳥ヶ淵のお花見組に加え、日本武道館で東大の入学式もあって
大・大・大混雑!というハプニングあり。(汗)
※当初、金曜日にしようか・・・とも考えたのですけど、
「13日」だからやめておいたのは、ここだけの話ですw
さて、12日は検索前の「仮説立て」を中心に扱いました。
同時にキーワードは 「可視化」 でもあります。
なぜ 「可視化」 なのか・・・
現物 (←ソフトウェアのような物も含めます。設計・開発の対象物、くらいの意味です。) があって、それについて調査をする。
これって、検索の難易度で言ったら、比較的易しい部類です。
なぜ易しいか?というと、「現物があるから」 。
もう少しかみ砕いて言えば、「検索者が現物・対象物を直接イメージしながら、調査できるから」です。
一方、知財系の仕事で求められる「調査」には、現物が存在する調査(代表的なのは出願前調査) もありますが、
「見えない物を探す調査」 が多いのが、特徴かな、と思います。
たとえば 「侵害予防調査」で、抵触可能性のある特許を探す場面は、典型的です。
ところで、
人間の脳内にも 「基本検索機能」 が存在します。
本来は「水・食料を探す」 とか 「配偶者を探す」 行動が、検索行動の基本になっている、と言われているんですけど・・・
ヒトの「基本検索機能」って、「見えているもの(認識できているもの)」 を「 絞り込む」 方向に働くのですよ。 (Googleなども、かなりの部分はこの方向性で作られてます(^^))
つまり、どういう事か? って・・・
知財系の「見えない情報を広く探す系」調査って、ヒトの基本検索機能には反していまして。(笑)
「見えないものを、一旦意識上に上げるトレーニング」をしないと、なかなか難しいように思います。ここがキーワード 「可視化」 。
知財業務は、「見えないものを推定して扱う」場面が多いので、意識的に「可視化」ができるようになれば、他にも応用できる業務が色々ありそうな気がします。
自分も出願内容の整理・検討に使っていましたし、発明者の考えを交通整理して話を進める時とか、(自分は経験がないのですが→) 渉外案件で作戦を立てる時などにも、使えると思います。
終了後は、
まだまだ大混雑の続く、九段のスターバックスで雑談タイム (嬉) 。
とにかく混みすぎていて、ご一緒できなかった方もいらしたのが残念でした。
次回5月は「普通の日の九段」だといいな、と思います。
追記 : 次回は「キーワード検索編」 に戻る予定!
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