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2013/01/21

特許検索における 「いろんな店を見て回る」 こと。

photo credit: Aprile C via photopin cc

なんか連作になってる 「いろんな店を見て回るシリーズ」

これまでの記事はこちら。

調査設計は大きな買い物の如く
調査設計と「高額なお買いもの」の共通項

最初の記事にも出てきましたが、こちらのシリーズ、
「M&A」のような、大型テーマを前提にしてます。

普段使いの調査ならば
「そこまでしなくても・・・」 ってケースが多いのでお間違いなく!


で。本題に戻ります。

大きい買い物ですと、

 ・ 「相応しい商品」 を売ってるお店に行く
    → 勝負服なら、近所のし○むらではなくて、
        百貨店とかファッションビルに行くでしょう!

 ・ そして「複数を見比べる」
   → 最初に足を踏み入れたお店がベスト、ではないかも。
       一つのビルでも、各テナントを見て回るとか、
       ルミネとプランタンを両方見てみるとか。

・・・って、日常生活なら比較的よくある? ことですよね。

でも、講座のレポート提出を見せて頂くと、
そうなっていない方も多くって

というお話でした。


もちろん、人によって状況は違うのでしょうが、
私は、複数のレポートを見せて頂くうちに、

「特許検索」 となると、
「いろんな店」「テナント」が実体として見えるわけではないので、
とたんに、比較検討対象がわからなくなるのかも・・・?

って思ったんです。


えっと、結論から言いますね。


特許調査で「いろんな店を見て回る」
誰が見ても、わかりやすい目安としては、

・ FI記号(IPCでも) のセクション (最初の1文字)
   か、
・ Fタームのテーマコード
   いずれかが異なっているもの、

最低2つの領域を検討対象に入れてみると、良い感じです。

他には

分類をあえて使わず、キーワードだけで検索

というのを加えると 「3軒めのお店」みたいになります。


これ、今までの 「たとえ話」 でいうと、
「ファッションビル / 百貨店 を2店舗以上回る」
「楽器屋さんを複数見る」
みたいな感じです。


もちろん、ニッチな買い物 (≒ニッチな技術分野) だと、

「日本国内には、事実上1軒しか店がない(≒分類がない)
 的な、状況もありますけれど・・・



この例は「大きな買い物」ですからね? ←しつこい

「国内に1軒しか店がない、と最初から決めつける」 のと、
「他に販売店はないのか、探してみた上でスタートする」 のでは、
やはり、検討範囲の広さ・深さが違ってきます。


単純な例でいきましょう。
たとえば 「時計」。

photo credit: kagen33 via photopin cc

簡単な情報収集ならば、
FI記号でいうと 「G04」 の下位が時計の分野なので、
その中から、適切な領域を選んで検索すると、大抵は事足りる感じ。

大きい買い物を検討するなら、
 「G04」 の下位だけでは「見て回る範囲が足りない」っぽくて、

装飾的な要素を検討しているなら、Aセクションの装身具の周辺とか。
ダイバーズウオッチなら、B63Cの「水中活動」の領域も少し見ておく、とか。



侵害予防調査などでも、
「幅広く検討できているかな?」 と見るときなど、
ひとつの目安になると思います~♪




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