2011-12-09 10:52:34
[JP] 検索項目は「混ぜたくない」派。
テーマ:├日本 :: JP おはようございます。酒井@講習テキスト書いてます♪賛否両論あると思いますが・・・
私は 「検索項目を、できれば混ぜたくない」派です。
混ぜる = AND演算する、一緒に使う の意味で、
ここで言う検索項目とは、
日本特許だと
・キーワード
・FI記号
・Fターム
の3つです。
・IPC
だけは、単独で検索すると、
件数がすご~く多くなる場合があるので、
仕方なく、キーワードとAND演算したりします・・・
(↑あ、やっぱり「仕方なく」なんだ・・・)
どうして混ぜたくないか、と言うと・・・
それぞれの検索項目に、
期待している結果
が、違うからなんです。
●キーワード検索なら
普通の検索に加えて、
分類は自分の事前予測と違っていた、けれど、
「この言葉が入っていたら、
ズバリ、この技術内容でしょ?」
というような公報を、拾ってきてほしい!
(分類検索の漏れ防止)
●FI記号での検索には、
発明のテーマはそのものズバリ!
でも、クレームがうま~く上位概念で表現されていて、
キーワード検索だと、上手に検索できません・・・
っていう感じの公報を拾いたい!
(ズバリ公報+キーワード検索の漏れを補う)
●Fタームを使った検索は
発明のテーマは「大当たり~分野は当たってる」付近まで。
実施例や図面、表の中などに、
すごく気になる内容が書いてあります!
でも、キーワードじゃ探しにくいです・・・
という公報を、Fタームで探したいです。
(FI検索とキーワード検索、どちらでも探しにくいもの)
上記のうち、どれかをAND演算した場合、
例えば FI×キーワード なら、
「自分の知っている/知り得たキーワード」で、検索結果が制約されてしまうし、
FI×Fターム だと、
発明主題が規定されるので、
「請求項の内容はちょっと違うけど・・・実施例にいい事書いてあった!」
みたいなのが、発掘しにくくなる気がします。
(理論的には。)
なるべく混ぜないで検索しようとすると、
どうしても、検索の行数が増えるので、
「うきゃー、面倒くさい検索式!」
とか、言われるんですけど・・・
最近は 「ほめ言葉」 だと思えるようになってきました♪
別窓で登録フォームが開きます
0 件のコメント:
コメントを投稿