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L'Automne - Zü / Pinterest
今日のブログは、検索ネタのようでいて、そうでもなく・・・
「川上工程」みたいな、お話です。
先日、新橋の日本パテントデータサービスさんで、
「3回連続ミニセミナー」の1回目、させて頂きました。
お題は 「ヒアリング」
皆さん、調査のヒアリングって、
教育を受けたり、習ったりされたこと、ありますか?
私も、そういえば「習った」わけではないような・・・?
最初は知財の先輩に同行してましたので、
見様見真似、で覚えました。
というか、
最初は出願権利化部門にいましたので、
「出願のためのヒアリング」とか「特許事務所との打合せ」に
同席させてもらって、議事録係をする、というのが多かったですね。
そして、今思うと、
「出願のためのヒアリング」って、
そのまま「調査向けヒアリング」に応用できるものが、多い気がします。
もちろん、その逆もあり、かと。
今日、ご紹介するコツは・・・
技術内容を聞き取るときは、
とりあえず 「その技術を(自分の中では)知らない事にする」 ということ。
社内技術ですと、内容もよーく知っていたりするわけですが(^^;
そこを何とか!(笑)
知らない前提で聞くと、意外なポイントに気付いたりできます。
・・・これって、
別の表現で説明するならば・・・
「自分の中で『この技術は、多分こういう事なんだろうな~』と、
仮説を設けて聞くのは、ある程度仕方ない。
でも、その仮説と結論とを、自分の中で勝手に結びつけないように。」
って感じなのだろうな、って思ってます。
よく知っている社内技術であっても、
やっぱり、自分と発明者は別の人間。
口頭で「大幅に」と言っても、イメージしている数値が違う、
「以前から」と言っても、思い浮かべている年数が違う、
なーんて事は、珍しくないのですものね。
「文系出身で技術も詳しくないし、自信ないです。」
とおっしゃるサーチャーさんの方が、
技術に対する先入観が少ないので、
上手にヒアリングできる、なんて事もありそうです。
ヒアリングシリーズ、またブログ記事になる・・・しれません。
メルマガでは、今後何回か「ヒアリングのコツ」の配信、予定しています。
出願系にも応用して頂けるかな?と思いますので、よろしければご登録を。
(次回は12/6頃の配信予定です。)
↓
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