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2015/06/24

ニュースな検索~「クモの糸」の量産


おはようございます。
お久しぶりな検索ネタ。


ちょうど1週間前、全国発明表彰がございました。


今年、平成27年度の受賞団体のひとつ、
Spiber株式会社

クモの糸と同様の成分をもつ繊維、と聞けば
「あぁ、あれね!」という方も、多いのではないでしょうか?
大学発のバイオベンチャーとしても有名ですよね。

21世紀発明賞を受賞されたということで、
今後が更に楽しみだな、と、拝見していた矢先に、


海外からの、クモ糸繊維のニュースを見かけました。
以下、wired.jp から引用です。

長年の間、「クモの糸」の恩恵を広く届ける方法はないか、と素材開発に関わる科学者たちは模索してきた。

クモの糸は自然界のスーパー素材であり、鋼鉄の5倍の強度をもち、輪ゴムよりも伸縮性がある。その特性を生かした潜在的な用途は、「防弾ヴェスト」から「生分解性ペットボトル」「伸展性の橋のサスペンション」まで無限大だ。しかしこれまで、研究者や大企業によるクモの糸を大量生産する試みは、ことごとく失敗に終わってきた。

問題は、シルクを「クモ自身」につくらせる方法がないことだ。クモは縄張りをもち、肉食性で、大量飼育には向かない。したがって、それを解決するクリエイティヴな代替案が必要である。遺伝子組換えカイコの飼育や、微生物に遺伝子を挿入してクモの糸のタンパク質をつくらせる方法が考えられてきたが、どれもうまくいかなかった。

関連記事:遺伝子組み換え蚕が生み出すクモの糸「モンスターシルク」

しかしいま、5年間ひっそりと操業を続けてきたヴェンチャー企業ボルト・スレッズが、この挑戦に大きな進歩があったと発表した。


2015.6.22 MON wired.jp
「クモの糸」を人々に届けるスタートアップ より
http://wired.jp/2015/06/22/bolt-threads-spider-silk/

上記引用の中ほどには、
更に別の記事へのリンクが見えることからも、
「開発競争の激しい分野なのだな」と伺えました。


そして気になったのが、引用の最後

5年間ひっそりと操業を続けてきたヴェンチャー企業ボルト・スレッズ

ひっそり、という箇所、とても気になりました。
更に続きを読むと、こんな記述も。

・・・だからこそ、彼らの会社はこれほど長い間、誰の目も引かずにひっそりと操業してきたのだ。「ぼくらは目立たないよう心がけ、このテクノロジーでどんなにクールなことができるかを宣言する前に、まず課題をじっくり解決しようと決めていたんです」

あえて、目立たない戦略をとっていたようにも見えます。


ただ、目立たない戦略をとっていても、
特許出願をしていた場合、
公開とともに、開発内容の概略を世間や競合他社に把握されてしまう、といった事は、普通に考えられる話で、

「だとすると、特許公開に合わせて、報道向けに情報公開したのかしらん?」

なんて、
ついつい考えてしまうところが、職業病なんですよね。(笑)



実際に特許出願は確認できるのか?
公開時期は?


ということで、検索してみました。

ちょっと長くなってきたので、折り畳みます。




wired.jpの記事から、ボルト・スレッズのサイトを辿ってわかったことは、

・ 社名英文表記 → Bolt Threads
・ CEOのダン・ウィドメイアー → DAN WIDMAIER, PhD


この2つをもとに、Espacenetで検索してみます。


まずは、ベタに出願人名で。



あ。出てきました。(・・・なんともあっさり。笑)
公開時期は今年の3月下旬ですね。


出願人名に入っている
REFACTORED MATERIALS INC  という社名が、なんか気になるんですけど。。
一旦置いておきまして、

ダン・ウィドメイヤー氏は、
発明者としては 「WIDMAIER DANIEL」となっていましたので、
この綴りを使って、個人名でもう一度検索します。


※そうそう、
創業者、キーマンの個人名で検索、は
ベンチャー企業の出願を調べるときの定番です♪



で。
2件増えました。




2件目もまた、出願人はREFACTORED MATERIALS INC。
3件目の出願人には、カリフォルニア大学が入っています。


やっぱり気になる、REFACTORED MATERIALS INC。


ネット検索してみたところ、
ちょうど5年前、2010年6月の記事が出てきました。

Gold spun from gene-engineered spider’s silk
San Francisco Business Journal | Jun 13, 2010

REFACTORED MATERIALS INCは、
ウィドメイヤー氏が以前創業した会社名、でした。


wiredの記事では 「ひっそりと創業してきた」 とありますが、
2件目の特許が昨年、
最新の特許が今年3月に国際公開されているので、
それなりに知られている存在だったのかもしれませんね。


それでは!




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