こんにちは。サーチャーの酒井です。
つい先日、
Espacenetに、こっそり(?)新データが追加されました。
「こっそり」というのは?
パッと見、大々的な宣伝はされていないようでして、
Espacenetのトップページを見ても、
2016/03/31現在、アナウンスはされておりません。
何のデータが追加されたのか?といいますと・・・
Advanced Searchの、ビフォー&アフターで説明します。
Before ※以前の記事からの抜粋&編集です。
今までのAdvanced Searchでは
検索メニューの一番上で、
EP または WIPO を選択すると

全文検索が使えるする、という裏技がございました。

はい、今回変わったのは、
この 「全文検索」 の部分なのですが・・・
After
今、Espacenetを開きますと、
Advanced searchは下記のように変わっています。
プルダウンは 従来の EP / WIPO から
言語別の EN / FR / DE に変わり

英語、を選択すると、
全文検索が可能になります。 フランス語、ドイツ語でも同様です。

So what?
それでは、何がどう変わったのか。
従来ならば
「英文の欧州公報」と「英文のWO公報」の
全文検索の入口は別々 だったのが、
今回の変更で、
「英文の公報ならば、同時に全文検索」できるようになった。
これは、容易に想像がつきます。
ですが、それだけではなく
実際に検索してみると、
かなり古い米国特許がヒットするケースも多く、
「・・・欧州+WOを合体させただけ、ではないのね?」
と思わされる場面が、何度もありました。
そうなると気になってくるのは・・・
収録範囲。
次回は、収録範囲を調べてみたいと思います。
(引っ張ってすみません~(><))
それでは。
□収録国に関連する目次記事はこちら□
□「Espacenetの新データ」 と 収録範囲の確認 シリーズ 一覧はこちら□

■ご案内■
0 件のコメント:
コメントを投稿