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2017/08/21

「検索ができるように」と上司から。さて、何から手をつける??



信州は、いわゆる「お盆休み」を過ぎても県外ナンバーの車が多く
「あぁ、時間差で夏休みをとられているのかな」と実感します。

昨日、所用でお隣の山梨に行きましたら、
高速道路上で「小仏トンネルを先頭に25キロ渋滞」の表示を見かけました。
夏休みから、お住まいに戻られる渋滞だったかもしれませんね。

山梨では今、県立文学館で「作家のデビュー展」という展示があって



コラボ企画目当てに、見学に向かったのですが・・・(微笑

特設展(本来は、こちらが本編)でも
ちょっとした発見がございました。
が、それは一旦、置いておきまして・・・

今日のタイトル
「検索ができるように」と上司から。さて、何から手をつける??

私はどちらかというと、
管理者、上司の方から
「検索ができるように、指導してほしい」と
リクエストを頂く、という場面の方が多いのですが、


さて、どこから手を付けましょう??

※一旦、記事を折り畳みます。



来週開催の、JPDS「プロ技講座」の冒頭で予定している、
私がイメージする「特許検索の上達構造」。



特許検索には、
かなり、複合的な知識・スキルが必要です。

そして・・・
各要素の組み合わせ方が「検索のセンス」だったりするし、
能力値は、各要素の「掛け算」なのだろう、と思っています。
(あくまでも”私のとらえ方”です。
 私には見えていない切り口も、色々あると思います!)


掛け算なので・・・
どれかがゼロだと、全体がゼロになるでしょうし、

ゼロ、って事はないとしても
「1.0未満」があると、その要素に足を引っ張られるのかな、と思います。




そして
記事タイトルの後半部分「何から手を付ける?」
私のおすすめは・・・




今すぐ!の即効性を求めるなら
図の左寄りから、今の自分に足りない要素、がおすすめかと。




左サイドの項目は、
確立された「知識」とか「仕組み」そのもの、です。


「検索をするための決まりごと」が多いし、

どの項目も、
自分(個人)の意思で、すぐに変えられる要素は
とても少ないと思います。


必要な「決まりごと」なので、
たぶん、私がお伝えした通り「真似る」「完コピ」も、
やろうと思えばできる領域ではないか?と思いますし。




それでは逆の方向、
右サイドの項目は?というと

私はこれ、「個人の感性」だと思うのです。
Embed from Getty Images

全員が検索のプロになるわけではないけれど、
プロを目指すなら、
たぶん、右サイドの要素がとっても重要!と思います。

どれも、すぐ上達するものではないですし、
個人的には「検索だけやっていては、身につかないもの」だとも感じています。


-----

さて・・・話題は巻き戻って
「作家のデビュー展」のこと。


この展示では、文豪のデビュー期の直筆原稿が展示されておりました。

樋口一葉 「半井桃水(なからいとうすい)あて書簡下書き」(部分)
1892(明治25)年秋


※画像は山梨県立文学館から



芥川龍之介 「羅生門」 1915(大正4)年頃



検索上達の要素、右サイドの「感性」に属するもの。

言葉で表現しにくいほど、色々な「感性」があるのでしょうが、
わかりやすいものとして「観察力と表現」があるかもしれません。


上記の樋口一葉と芥川龍之介の筆跡、

どんな観察ができるでしょう?
観察結果を伝えるのは「表現」ですね。



私がふたりの文豪の筆跡を見て、今回強く感じた事は


樋口一葉は 1892(明治25)年 に書いたもの。
芥川龍之介は 1915(大正4)年。
その間、23年間の隔たり。

23年って、アラフィフにもなると
「長いようであっという間」の年月、って思いますが


樋口一葉の文字って、江戸時代の感じがしました。
達筆すぎて、私には読み取れません。。

一方、芥川龍之介の書いたものは、読めるんです。
それに、きちんと整って並ぶ文字は、
写真の芥川龍之介、そのままのイメージ。


日本人の手書き文字って、
この時代に、とても変化したのでしょうね。
(他の文豪も、概ね筆文字 → 原稿用紙に万年筆、の変化でした)
あらゆる事が変化した時代、という事を実感させられました。



まずは、検索に必要な決まりごとを徹底的に身につける。
プロを目指すなら、観察力とその表現を意識する。

以上、酒井のおすすめでした。






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