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2013/07/01

[記事掲載]情報の科学と技術 7月号 「特許分類を考える」



以前紹介させて頂いた、
「情報の科学と技術」誌 7月号が発行されました。

以前の記事 → [CPC] 「情報の科学と技術」ちょこっとネタ紹介。(6/4)


前回記事の、校正用ゲラの画像をリサイクル利用。
CPC2000シリーズの検索例、の部分です。



今まで 「丸ごと1冊 特許情報」 という号はありましたが、

「丸ごと1冊 特許分類」 の号は、初ではないでしょうか!?
うん。マニアックな号です。(笑)


個人的におすすめ/気になる記事は2つ。

ここで一旦、記事を折り畳ませて頂きますね。




まず、今号目次から、
分類に関する記事名だけを、抜粋で紹介させていただきます。
(筆者の方の敬称は、省略させて頂きました。)

Vol. 63 (2013), No.7  特集=「特許分類を考える」


特集:「特許分類を考える」の編集にあたって

特許分類の現状と課題 (都築 泉)
CHCプロジェクトの現状及びその行く末について (太田 良隆)
CPCについて (野崎 篤志)
CPCへの対応~STNの場合(上野 京子)
欧州と米国の新しい特許分類 CPCの活用と留意点 (酒井 美里)
日本における特許分類の問題点 - ヒット件数0件のIPCとは (臼井 裕一)


どの記事にも新しい発見がありますが、(自分の以外は・・・って、当たり前ですね!(笑))

個人的に気になる記事は

まず、特許庁調整課の太田さんが執筆された、CHCプロジェクトに関する記事。

私と同時期に原稿作成をなさっていたと想像できるので・・・原稿を書かれていた頃って、中国&韓国特許庁がCPCへの参加を表明する前なのですよね。

「どんな内容なんだろう・・・」 と、ドキドキし過ぎて (え?)
この記事だけ、まだ読めてなかったりします。。ははは。



それから、INFOSTA理事の臼井さんが執筆された 「ヒット件数0件のIPC」の話題

こちらは 「多くの方に知ってもらいたい!」 的な記事です。

ヒット件数0件のIPCがある事は、知っていましたし、
キャリアの長い方には、たぶん常識ではないかな~? と思います。

が、

これを説明するのって、

 ・ IPCと、FI/Fタームの関連を理解して、
 ・ コンコーダンスの事も理解して、
 ・ JPOの分類付与ルールを理解して、

って、前提条件が3つ揃った上で 

「な~る~ほ~ど~!」

みたいな話だと思うんですよね。


そのせいか、
きちんと説明された資料/論文って、
あまりなかったような気がします。。 (自分が見たことないだけ、かもしれないけど)


だからこそ、臼井さんが執筆なさった記事、
じっくり読んでみると、
頭の中が情報整理されるんじゃないかな? と思います。

個人的におすすめ!



それでは。
アデュー☆


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