Giu Vicente
前の記事「外枠をハッキリさせる」の続き。
こちら↓の記事を例にすると・・・
特許出願でトヨタが他を圧倒、量産対応の技術力にも厚み
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/mag/15/00182/00004/index.html
(日経エレクトロニクス 2018年1月号 より)
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「電池」について調べたい と言われたら?
↓
どこに興味をお持ちですか?
無関係、必要ないのはどれですか?
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ってことになります。
さて。
前の記事では、
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エコカー向けの二次電池や燃料電池、
また、全固体電池の動向にも興味を持っている方
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に
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従来型のガソリン車にも乗せてあるような、
昔からよくあるバッテリー
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の情報をお渡ししても、喜ばれない。
と、当たり前すぎることを書いたのですが
それって、データベース上で切り分けられますか?
という段階になると、こっちは検索の技術かな、と思います。
もう一段階、ステップを分けてみると、
おおよそのところ
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1)エコカー向け電池に興味がある、と聞いて、
対象技術 と 不要な情報 を切り分けたら
2)調査対象と 不要な情報(≓周辺技術)との関係を考える
「昔からのガソリン車にも、バッテリー乗ってるなー」
「逆に、燃料電池って、車以外にも使われているだろうし」
3)対象技術と周辺技術とを
切り分けられる検索要素は何だろう?と考えて
「仮説と検証」では 仮説を立てている段階
4)実際に検索して「本当に切り分けられるか?」を確認。
「検証」して、仮説通りになっているか確かめる。
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という構造になっています。
つまり・・・検索する、ということは
自力で仮説を立てて、
自力で「仮説通りになるなら、正解はこうなる」と答えを作り、
自力で検証する。
というサイクルを、
自力で延々と回す、ということかな?と思います。
で、うまくいかなかったら、何度でもトライするのです!
だから、発想の柔軟性も大事ですね^^たぶん。
※これね、デスクワークではありますが
※体力いるんですよ~、本当に!(笑)
日経エレ周辺の話題、あと少しだけ続く予定です。
それでは^^
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