![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiYQwHueqV3o7BGbLyoSQbCZDaEbXvoIyvcnOcv4Y9L10g0Xzli2QDnZallmrpi7HF8gS4r-fKFxBtOtaM9Ktd_C2uCw9hAE8OKFnPnVGVhyphenhyphenGjPKJbN1UzKIfBWx3R-2ocgVIOULtFW5o9o/s1600/wy-huang-505007-unsplash.jpg)
こんにちは。サーチャーの酒井です。
先日の「中国の判例検索メモ」に続き、今日は「中国意匠」です。
中国特許庁のデータベースと言えば、
経過情報(特許)へのアクセスが難しくなっており、
また、現在はEspacenet→Global Dossier も表示停止しているようです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhNbEzTKfZz2O_Xd8djU846zBdXwnQtWQTrkbGHYcKQWGX8QIp5-ZYda27SXZFPbpApAUY4oGxPJlGbnNJGfVbYXBy53nqrpDS08UQRObOQ4mPNFRldejF9Ise8rjeWDdAdhyoVAkK_mtM4/s320/2019-01-28_15h51_58.png)
※黄色のハイライト部分は当方追記です。
※「一時的にアクセスできなくなっている」とあります。
上記のように、知的財産情報の窓口を閉じる方向性にある中国ですが、
意匠検索はどうなのでしょうか。
※折り畳みます
はじめに
昨年(2018)8月に、中国特許庁の略称が
SIPO から CNIPA に変わりました。
これに伴い、現在の中国特許庁トップページ(英語)も
http://www.cnipa.gov.cn/ (中文)
http://english.sipo.gov.cn/ (英語)
となりました。
そして・・・
結論から言うと、トップページから「商標検索」は探しにくいのです・・・。
下記URLを、メモして頂くのがオススメです。(2019.01時点)
■中国专利公布公告
http://epub.cnipa.gov.cn/index.action
商標検索ワンポイント
ロカルノ分類からの検索で説明します。
調べたい分類を選び、
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhsEcavp3PkanwRCHqGTQZp_7hDirMO5tJc_YE6UUkCq4_jTH6ntBE5e5gpdvRY5m8NiykslQ0-w5GyVd43ma85z0zlRI7JG4fDTGlRiB0BLTghyphenhyphenza-tbZ51h_H9nHRyPXnIZaS39NZsmKa/s1600/2019-01-28_16h07_13.png)
文字列部分をクリック → サブクラス選択に進む
水色のボタンをクリック → メインクラスが検索画面に転記される。です。
「高級検索」画面に分類が転記されました。
最初からこの画面で検索してもOKです。
意匠を調べる際は「外観設計」にチェックを入れます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwZvC23Iln9DaI0JUwpAwujWAw4nazN4OHqOIVbtqJJXW6frvAuV1ogCA1Xcpwft8ml1R516eZ9ppHRz85bQ-2ZvtRQYM-2qlNGwZ-iHaSr1XNYiD8Hy5Rz0IoC8MdW82gMWZAeo337HDa/s1600/2019-01-28_16h11_56.png)
あとは日付等で絞り込めばOKです。
・・・と、説明は簡単なのですが。
特許・実用新案ほどではない、とはいえ、
中国では意匠出願もググっと増えてきています。
近年の出願件数は、年間60万件以上です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpGtjZOE3nXpbc04v2k3ebp0h7QeOfULFnne1dMdfQi7ODMxXKdWo9XRcV_Y0-Y3D-mgjUjV2_Lk8FpMRV2K8KDRACTVxSOqwrLx8IoNiKAIzx470dhVOzJ2QYYtmfLQn19JwIrCcYlqTj/s320/2019-01-28_16h18_01.png)
(ソース:EPO。クリックで拡大します)
そして、意匠ですので・・・
「キーワード検索ではなく、ロカルノ分類単位で全部見よう!」
といった探し方を選択するケースも多いのですが、
出願件数が多い分
「ひとまず最近20年分・1サブクラスで80,000件」
といった結果になる事も珍しくありません。
検索は簡単ですが、
クリックして ページをめくっていくのが大変かもしれません。
弊社では中国意匠の抽出作業も承っております。
図面ベースの抽出ということで、
特許公報類より、お手頃価格でお預かりできます。
調査のお問合せはこちらからどうぞ
よろしくお願いいたします。
■ご案内■
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