Pilleistä tehty himmeli / Source : Pinterest
2009-11-30 13:13:26[JP]異表記つながりで、ハイフン&統一処理のことなど。
日本特許の場合、普段は気付きにくいのですが、
テキストデータの中に
「ー(長音)」 と 「-(ハイフン、マイナス)」が
混ざっているケースがあります
たとえば 「ソニー」 と 「ソニ-」 とかですね。
また、案外盲点、かつ侮れないのが、
分類定義文 です。
どういう事かというと・・・?
ええと、実例を見て頂いた方が、わかりやすいかと。
特許庁のIPDL 「パテントマップガイダンス」 で
分類(Fタームリスト)の、キーワード検索をします。
検索内容は、
1) 「コンクリート」 (長音)
2) 「コンクリ-ト」 (ハイフン)
3) 「コンクリート+コンクリ-ト」 (長音+ハイフン)
の3種類です。
では、結果をご覧ください。 注:以下、記事中の画像は2009年時点の検索結果です。
1) 「コンクリート」 (長音) ・・・ 262件です。
2) 「コンクリ-ト」 (ハイフン) ・・・ 118件です。
3) 「コンクリート+コンクリ-ト」 (長音+ハイフン) ・・・ 364件です。
えっと・・・ 262+118 = 380?
そう、16件だけ、「長音」と「ハイフン」がかぶっていますが、
残り364は、重複していない、って事になりますよね。
要するに
「コンクリート」 で検索して、
「よっし! 分類見つかった!」って安心してた方は、
全然安心じゃないです!・・・って事になっちゃいます。
長音、といえば
「フレ-ム」 も
「ア-ム」 も、
「モ-タ-」 も、
「センサ-」 も、
み~んな、
ハイフンの分類定義が、混ざってますよーーー!
(本当&力説)
そんな事も手伝って、「分類のキーワード検索」
私は殆ど使う事がありません。
だって「長音とハイフンと・・・」って考えてたら、
余計ヤヤコシくなりますし。(難しい事、きらい~)
そういえば、出願人の
> 「ソニー」 と 「ソニ-」 とかですね。
↑
この違いは、どうなるのでしょうか?
これには、データベースの 「統一処理」 が関連するので、
分類の検索とは、若干様子が変わります。
長くなりましたので、「統一処理」はまた次回!
それでは!
別窓で登録フォームが開きます
0 件のコメント:
コメントを投稿