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※こちらは旧・アメーバブログ過去記事の再編集版です。
出願人検索の続きです。
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前回までの記事はこちら。(このブログ内でリンクしてます)
1~2 → [LIST] [JP] 出願人検索 10個のチェックポイント。
3~5 → [JP]出願人検索のポイント その2
6 → [JP]出願人検索のポイント その3
7~10 → [過去記事][JP]出願人検索のポイント その4
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チェックリストの8、「法人名の異表記」 で言及した、------------------------
前回までの記事はこちら。(このブログ内でリンクしてます)
1~2 → [LIST] [JP] 出願人検索 10個のチェックポイント。
3~5 → [JP]出願人検索のポイント その2
6 → [JP]出願人検索のポイント その3
7~10 → [過去記事][JP]出願人検索のポイント その4
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「出願人異表記を探す方法」 について、ご紹介します。
よく使われる方法は3つ、です。
出願人の異表記を特定する3つの方法
1.データベースの「出願人参照機能」を使う。
2.海外DBで検索 → 日本出願をすべてチェックする。
3.アルファベット表記で検索してみる。
※他にも「発明者名」「住所」などを使う方法も、考えられます。
が、手順が煩雑&使用頻度が低そうなので、「選外」といたしました。
以下、順番に解説していきます。
1.データベースの「出願人参照機能」を使う。
一番簡単で、使用頻度も高いと思います。
「これかな?」と思われる、出願人名を入れると、
50音順に、前後の出願人名が表示されるものです。
基本はこれですが、
前回の検索例の
ザイリンクス と ジリンクス とか、
コメント欄で紹介頂いた
アップル と、 アプル
という風になると、
50音上で、離れてしまうので、
出願人参照では、なかなか見つかりません。
そんな時は、次の方法です。
2.海外DBで検索 → 日本出願をすべてチェックする。
XILINX や APPLE COMPUTER,
本国での出願人/譲受人名は、
「正式社名のアルファベット表記」なので、
日本出願より、はるかに表記ゆれが少ないです。
そこで、
1) 海外DB(=アルファベットで検索できるDB)で検索。
商用データベースでもいいですし、esp@cenetでもOKです。
2) 日本の公報番号を取得。
3) 公報に記載された出願人名を、すべてチェックする。
これで、かなり異表記が発見できます。
また、ここで得た公報番号を加える事で、
検索漏れも少なくする事ができます。
3.アルファベット表記で検索してみる。※DBにより、違いがあります。
データベースによっては、
「XILINX」 「Apple Computer」
の表記で出願人検索できる場合があります。
注意)
出願人名の項目に、
アルファベット表記が入っている公報に限定です。(下図)
アルファベット検索できるデータベースでは、
このように、件数が出て、
一覧表示を見ると、
ザイリンクス と ジリンクス が混在しているのか! とわかります。
ちなみに、アメブロのコメント欄では、
「出願人コード / 出願人識別番号 は使えませんか?」
というご質問があったのですが、
使えません!(涙)(きっぱり)
その理由は、
出願人表記が違うと、識別番号も変わってしまうから・・・ です。
実際、こんな風に。
アップルコンピュータだって、こうなってます。
※余談ですが、
韓国にも出願人識別番号があって、
日本やアメリカからの出願は、
出願人表記の数だけ、識別番号がある。
という状態になってます。
「日本の出願人検索」シリーズは、一応ここまで。
また、他のリストもアップしていきたいなー、と思っています。
よろしくお願いします。
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