こんにちは!サーチャーの酒井美里です。
5月にリニューアルされたJ-PlatPat。
みなさん、だいぶ慣れてきましたか?
私・・・やっと慣れたと思ったのに・・・
先週 結構イヤな事に気が付いてしまいました。。(涙)
とりあえず、イヤな事は2つ。
どちらも「分類表(PMGS)のFI記号とハンドブック表示」の事です。
もったいぶらず(?)に発表します。
5月のリニューアル以降、通常表示はExcelにコピー&ペーストしにくくなり、
ハンドブック表示を使っていたので、
両者の記載が違うのは、
控えめに言っても結構な痛手だなぁと感じています。
以下、それぞれ具体例を挙げます。
気になる方、ハンドブック表示利用されてる方は
記事の続きからどうぞ。
FI記号 と ハンドブック表示 とで、記載順が違う
G10L15/00 音声認識 の例で説明します。
G01l15/00,200~ のところ
FI表示では、「映像機器」→「電子会議」と並んでいる箇所に注目です。
ハンドブック表示に切り替えると、
映像機器と電子会議が、遠~~く離れているのが確認できます。
表示順、違ってますよね?
そして、ここだけなら
「・・・まぁでも、どっちもゼロ階層だし仕方ないかな」と
我慢できないこともないのですが (←本当はイヤだけど)
こちらもご覧ください。
階層構造が崩れている例です。計算機と検索(音声入力)です。
ここは階層があるので・・・
分類される技術イメージとしては
「Hey Siri ! 今日の天気を教えて?」 的なもの、と思われるんですが
ハンドブックだと
セキュリティシステムの下位、みたいな位置に表示されます。
これでは・・・分類の意味まで変わっちゃいますよね。
それからもうひとつが
FI記号 と ハンドブック表示 とで、記載内容が違う
です。
F16D1/00 継ぎ手 の例で説明します。
FI表示では、1/00 → 100 → 200 →210 と並んでいるのに
ハンドブック表示では (クリックで拡大します)
FI表示にない分類が混ざってるし、テーマコード空欄ですし。
「全然違うじゃーん!」
・・・な、何かが表示されるんですよね。。。
FI表示にはなく、ハンドブック表示にだけ出てくる分類、
それは
このケースでは「廃止分類」。
一体・・・どんなデータを使って
ハンドブック表示を作成したんでしょうか。
正直・・・困りますよねぇ。
あとしばらく経つと、
J-PlatPat使う前提の研修も始まるというのに
どうしたものか・・・
皆様への説明にもすごく困りそうなので、
INPITのヘルプデスクに、メール送りましたけれども。。
研修までに直るかな?無理かな?
というわけで
今から「ハンドブック表示」をExcelに保存される方
どうかお気を付けください!
展開記号(3桁数字)や分冊識別記号(アルファベット)は
結構怪しいんじゃないかな?と睨んでいます。
周囲でも、よく特許調査をされている方ほど
影響大きいのではないかしら?と思いますので、
広めて頂けたら幸いです^^
調査のお問合せはこちら
■ご案内■
0 件のコメント:
コメントを投稿