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2013/04/15

[勝手に]今朝の良記事、まとめてご紹介♪


photo credit: Troy B Thompson via photopin cc

今日は、いくつか気になる記事に出会いました。

本来ならまとめては失礼かな・・・と気が引けるものの、
早くご紹介したかったので、
「勝手に・まとめて」 のご紹介とさせていただきます。


まず、トップバッター
翻訳者の水野さんの記事。


● こんなにできる!海外情報検索

こちらの記事には、特許も登場しますが、古い文献の話題が多めかな?という印象。


ええと。化学系とかデバイス系の明細書で、
「雰囲気」って言葉があるんです。

といっても 「陽気な雰囲気」 とか 「一気に雰囲気が険悪に」 とかではなく、

(gas) atmosphere

のこと。
デバイス系ですと 「窒素雰囲気のチャンバー中」なんて、よく出てきます。

ところがこれ、どうやら誤訳・・・らしい?


この記事 「こんなにできる!海外情報検索 」は、
誤訳の起源に迫る、一種の顛末記になると思うのですけれど、

Googleブックスとか、旧字体のこととか、
「検索畑」には面白い話が わんさか! と出てきます。

そして、我が意を得たり! と思ったのは・・・




情報源の持ち駒を、どれだけ多く持っているか。
必要な情報源を、必要なときにうまく使えるかどうか。

このことは、調べものの質を確実に左右します。

・・・自分も、無効材料調査の講習をする時に、
「情報源の引き出しがどれだけたくさんあるか、で、勝負が決まる時がある」
ってお話していて、 全く同じだ! と思いました。


ちなみにこの記事、壮大な連載物です。関連記事一覧もコピペでご紹介。

関連記事一連のストーリーとしてつながっています。

 化学の○○雰囲気下をめぐって 

 「雰囲気下」に続いて「環境下」も… 

 衝撃!訳語普及の背景にあったもの (1) 

 衝撃!訳語普及の背景にあったもの (2) 

 語源はアセチレン・酸素混合気体? 

 「雰囲気下」実況中継の意図 

 辞書の「序」と編纂メンバーの重要性 

 辞書の編纂者名から訳語探しへ 

 「○○雰囲気下」ふたたび 

 窒素雰囲気、発見! 

 雰圍氣 vs. 零圍氣 

ここまでは2009年の調査です。年月を経て、つづきをしています。

 検索エンジンのクセを知り、臨機応変に 

● こんなにできる!海外情報検索 ←現在地。


ふー。
ここまでで、既に大ボリュームでございましたが、



ではもうひとつ、気になった記事です。
こちらは知財実務系。メモのご用意を~


photo credit: Shandi-lee via photopin cc

● 自分の特許の侵害者を探す方法

弁理士・中村彰吾先生のエントリです。

無料で自分の特許の侵害者を探す方法。ただし、無料の範囲なら、アメリカ特許を持っておられる方限定のお話です。
有料を厭わないのであれば、日本特許についても検索可能。(ただし、特許庁まで足を運べるなら、特許庁の無料の審査官端末を使うことも可能 
http://ameblo.jp/shogon46/entry-11494812560.html

ってことで・・・アメリカ特許のお話。

なんと、アメリカ特許庁のデータベースで、情報を辿っていくことができます。
応用編で、欧州特許庁を使う例も紹介されています。

商用データベースならば、
同じことが、より簡単な操作で検索できますが、

誰でも、ネット環境さえあれば
すぐ調査できる手法は、嬉しいものですよね。



それでは。
アデュー



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