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2015/01/28

[記事] アメリカの新・知財管理ビジネス|TrakLight



年末以来いくつか、米国の提訴情報に関する記事をアップしています。

[Tips] 米国の提訴情報を調べる ~ 省力化への道(1)
[Tips] 米国の提訴情報を調べる ~ 省力化への道(2)
[つぶやき]米国の提訴は年中無休なんだな、と実感した件

Today's photo | Public Domain Images – Coffee Cans Yellow Black Blue Orange Bokeh Pinewood Social Nashville Tennessee

クリスマスや年末年始も容赦なく提訴が行われる米国。
警告状などが届くのも同様なのだろうな、と、簡単に想像がつきますし・・・
実際、お仕事で実感されている方もいらっしゃるかもしれません。


体制の整備された大企業ならともかく、
スタートアップ、中小企業では、知財管理や周辺調査どころではない状況も、想像できます。


そんな事を考えていたとき、ちょうど下記の記事を見かけました。
アメリカのお話です。


知財管理にまつわる面倒な作業を自動化した「TrakLight」

スタートアップや中小企業の知的財産を定型の質問形式で洗い出して、
簡単に「見える化」するサービスのようです。


以下、元記事から興味深く感じた箇所を、引用します。(囲み箇所=引用です)

しかし昨今では、クラウドファンディングにより、企業情報を公開することで知的財産が同業他社の目に触れるリスクも増大している。また他社から特許を買い取り、「特許を侵害している」と、実用化されている製品の差止請求を振りかざして法外な賠償を請求する「パテント・トロール」が社会問題となっている。

商標、特許、著作権、企業秘密を含む知的財産を誤解していたり、知らないままでいるために盗難や侵害などの被害にあったケースは、米国で毎年25億ドル相当にものぼる。こうした問題の最大の要因は、経営者たちが知的財産のことをよく知らないことにあるとジュッテン氏は考えた。

「知的財産のことをよく知らない」ために被害にあうのは、日本も海外も同様なのですね。


質問に答えることで自社の知的財産を洗い出して管理できる

Traklightでは、利用者が同社のソフトウェアを利用することで、企業の持つ知的財産を含む無形資産を特定することができる。無形資産の例としてはブランドやサービス、プロセスや知識、顧客とサプライヤーのリスト、レシピ、発明、クリエイティブな作品などがあるそうだ。

質問に答える→見える化ができ、
見える化されたものは、管理も可能になる、という順番ですね。

発明だけでなく、幅広い「無形資産」が洗い出されるようで、興味深いです。


同サイトのサービスは基本的に有料だが、知的財産に関するチェックを行う「Risk Quiz」は無料で利用することができる。

簡易チェックなのだと思われますが、良い入口かと。

そして、特に「いいな」と思ったのは下記。

利用者は「ID your IP」で自社の知的財産を洗い出し、それらにどんな戦略で対処すべきかのアドバイスをもらい、その後は「IP Vault」で各種レポートを保管して適宜参照や編集を行いつつ防衛策を講じ、場合によっては弁護士などに適時手助けを受けることになる。

Traklightは自分たちのサービスは知的財産に対する予備知識の少ない起業家や中小企業の担当者の手助け・教育になるのみでなく、弁護士の仕事・手間を削減するのにも役立つと考えている。

弁護士があらかじめクライアントにTracklightを紹介しておけば、白紙の状態から事情を聞くことなく予備知識を共有しておくことができるし、問題点もリストアップしておくことができる。問題点の洗い出しに要する手間とコストは弁護士や法律事務所にとっても多大である上、なかなか請求することも難しいが、Tracklightはそうした基本的な業務をこなしてくれるというわけだ。

そういう意味では、起業家や中小企業よりも弁護士の方がTraklightの利用層として相応しいのかも知れない。そのためか新たにできた「Traklight Pro」では弁護士、アドバイザー、投資家を対象とし、彼らからの利用を呼び掛けているようだ。

確かに・・・!初めて特許事務所に相談する時などは、「何もわからない」状態で恐る恐る(?)電話をかける方も、普通にいそうです。
で、相談を受ける側は、相手が要領を得ないので、結構大変だったりするのかな、と。(特許調査でも、似たような状況ってあります。笑)

特許事務所や法律事務所側でも、
事前に、このようなリストアップ結果があれば、打合せ効率がアップしそうですよね。


日本にも、こういうのあるといいかも!


元記事
知財管理にまつわる面倒な作業を自動化した「TrakLight」


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