こんにちは、酒井です。今日まで長野内勤。明日からは関西方面に出張です。
午前中、2018.01分のIPC改定や、
データベース収録状況などのデータを頂きまして・・・
良い機会なので、特許庁のIPC対照表を
いつもより真剣にチェックしてみました。
https://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/kokusai_t/ipc7_8.htm

上記画像のように、新旧対照表がCSVデータで公開されています。
そのまま開くと、素っ気ないデータではありますが

ちょこちょこ・・・と加工すると、少し変化がわかりやすくなります。

例年通り、変更箇所はたくさんありますので、
変化が大きいところ
すなわち「サブクラスが新設されたエリア」を、レビューしてみたいと思います。
(折り畳みます)
Aセクションで変化が大きかったといえるのは
まず A01G (園芸;野菜,花,稲,果樹,ぶどう,ホップ,海草の栽培;林業;灌水)
下記のサブクラスは新設扱いになっていました。
------------------------
A01G 18/ きのこの栽培[2018.01]
(A01D 45/、A01G 9/ から)
A01G 20/ 芝,芝生または類似のものの栽培
(A01B 45/ から)
A01G 22/ 他に分類されない特定の作物または植物の栽培
(A01G 1/ から)
A01G 24/ 生育基質;培地;そのための装置または方法
(C05F11/ から)
------------------------
この付近を、分類対照ツールで眺めてみると
http://www.jpo.go.jp/cgi/cgi-bin/search-portal/narabe_tool/narabe.cgi

対応するFIもCPCもなく、
更地(?)に新しく分類が設けられた様子が伺えます。
ちなみに、
他のセクション/他のサブクラスでは
-----------------------------------------
・元々FIがあって、IPC新設 や
・元々CPCがあって、IPC新設
-----------------------------------------
というケースも見受けられました。
何となく「ハーモナイゼーション」という言葉を思い出します。。
一度に書き切れないので、今日はこのあたりで。
それでは。
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