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2018/02/15

[2018.01分] 新設IPC「太陽熱」と「どうしてそうなるの!?」




こんにちは、酒井です。
昨日から何気なく見始めた「2018.01新設IPC」のサブクラス新設シリーズ。

今日は「太陽熱」です。

すごく、大々的に分類新設されています。
元々 F24J2/ 付近だったようです。
---------------------------------
F24S 10 作動流体を用いる太陽熱集熱器[2018.01]

F24S 20 特定の用途または環境に特に適合する太陽熱収熱器[2018.01]

F24S 23 太陽熱集熱器に太陽光線を集中させる装置[2018.01]

F24S 25 太陽熱集熱器モジュールのための静止型の
取付け体または支持体の構成[2018.01]

F24S 30 太陽熱集熱器モジュールを動かすまたは
方向付けするための装置[2018.01]

F24S 40 太陽熱集熱器の安全装置または保護装置;
太陽熱集熱器の故障を防ぐもの(制御装置F24S50/00)[2018.01]

F24S 50 太陽熱集熱器の制御のための装置[2018.01]

F24S 60 太陽熱集熱器により収集された熱を貯蔵する装置[2018.01]

F24S 70 吸収要素の細部[2018.01]

F24S 80 グループF24S~F24S70/00に分類されない
太陽熱集熱器の細部,付属品または構成部品[2018.01]

F24S 90 他に分類されない太陽熱システム[2018.01]
---------------------------------


そして、
前々からうっすら気がついてはおりましたが、

J-PlatPat や 特許庁にある分類表、
2018/02/14現在、ちょっと不思議な状態になっています。(^^;
(折り畳みます)




その1 J-PlatPatには最新版がないのです。


分類対照ツールで見ると、新しいIPCの定義が確認できますが


J-PlatPatの「パテントマップガイダンス」で、
IPCの階層を F セクション→F24・・・ と辿ってみると
F24Sはまだ掲載されていないのです。


※2018/02/20追記
直接 分類コードの入力欄に [ F24S ] と入力→照会 すると
パテントマップガイダンスから、分類定義を閲覧することができます。 



その2 相手がいなくなっちゃった!(FI記号)

分類対照ツールでF24Sが表示される、
ということは、
以前分類されていたF24J2/ の近辺はどうなったのか・・・? と見に行くと

見事にIPCは空き家状態に。


これ、今回気がついたからいいけれど、
予備知識なしで見たら、相当あわてふためきそうです。(私だけ?)




その3 あのぉ。1月に新設したばかり・・・でしたよね?(もしもし?)


分類対照ツール、見たことのある方はきっと
「該当件数が書いてある!」と、お気づきの事と思います。


でも、あの件数って、具体的には何をカウントしてるのか・・・?


と言いますと、それはヘルプに書いてありまして

2018/02/14時点のIPC件数は
■文献数は2017年48週時点のシンプルパテントファミリー数
なのだそう。


そう、なんですけど・・・


ご注目ください^^


2018.01~、という割に、
なんだか、該当件数多くないですか??(笑)



それでね、
面白がって(←面白いのかな?)


手持ちの国産データベースに入れてみたら、
さすがに 「該当ゼロ」 と返ってきましたが

-------------------------------------------------------------------------------------


Espacenetは、比較的「分類対照ツール」に近い件数を返してきましたよ。
※シンプルパテントファミリー数って、おそらくEPOのデータですもんね。





・・・ということは!


JP as the publication number AND
F24S23/00 as the IPC classification




・・・って検索すると、
国内DBより早く、新版IPCで日本特許をサーチできる。
ということなんですよね!


しばらく経つと内外差が解消されるのでしょうけど、
3月あたりまでは、案外使える技じゃないかしらん?
って気がしてきました。


それでは。


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