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2018/05/08

[おすすめ] 特許庁の「お知らせ」で学ぶ 分析の視点 、と参考書。



特許庁の「おしらせ」に出ていました、こちら。
中小企業のイノベーションを促進するための特許情報分析ツールをご紹介します!
(平成30年5月)

特許分析ツール、というので
Web上のサービスとか、分析ツールかな?と思いましたら

特許情報を活用した「マッチングレポート(以下、「レポート」という。)」開発を試行的に実証研究し、その結果を報告書にとりまとめました。

とのことで、報告書がメインなのですが・・・

「なーんだ、ツールじゃないんだ」
「今後展開するサービスの紹介?」

と、ページを閉じてしまったら、もったいないです。

ページ内にある
報告書 と レポート様式(サンプルファイル)
これ、分析の視点の勉強になりますね!


以下「なるほど!」と思った箇所をピックアップしてみます。
各図表は、特に注釈しない場合 上記の報告書、レポート様式からの引用です。

※記事を折り畳みます。




まず「事業として、実際にマッチングできるかどうか?」
「どのようなマッチングが可能か?」といった点で

企業規模による区分は、
事業展開の速さ、マッチングの方向性などの点で、
利用価値がありそうだ、と思いました。



何事もそうですが、
「100%正しい」とは言えないとしても、
スピーディーに仕分けをする観点としては、良い着眼点ではないでしょうか。


候補企業の絞り込みでは、
1~3次選定を行われている箇所にも、注目しました。



資料をよく見ると、
・近年、特許出願がなされていない → 開発中止?
・近年、特許出願が低調になってきている → トーンダウン?

という具合に、
当該技術への興味を失った可能性の高い企業を、除外している模様。

この方法は、日常的な特許情報分析にも応用できそうです。


それから・・・
ご紹介したい箇所、本当にたくさんあるのですが

マッチング候補企業と、自社との関係を類型化したもの。


新規事業か/既存事業か
また
補完型のマッチングか/問題解決型か

という二軸を設定して


候補企業の分布もグラフ化されてます。



二軸で分析する、って
理論としてはよくある話かもしれませんが、
実際にグラフにプロットされていると、説得力ありますよね。
私、特にこのグラフには しばらく見入ってしまいました。。




上記のレポート、報告書で触れられた内容からみて
プロジェクトのとりまとめは、監査法人のトーマツが行い、
データ解析作業は イノベーションリサーチ で実施されたようですが・・・


先日、イノベーションリサーチの武藤さんが、
分析手法をまとめた冊子
特許情報分析の基本3 を刊行されました。



以前の冊子も拝見しており
私自身、とても勉強させて頂いている、このシリーズ。
待望の3冊目です! (1、2は→こちら。)


書籍紹介から。
本シリーズでは、第1弾、第2弾を通し、そんな特許情報分析の有効なアウトプット例を示してきました。そして、第3弾にあたる本書では、特に経営層が好む各種のポジション把握に役立つ、筆者による新作アウトプットについて、その効用から作成手順までを解説します。
経営層に好まれるポジション把握、が主題なのですね。


3作目には、データ整理~表の作成~グラフ化 の流れが説明されていますが・・・
※詳細ページに「目次」がございます。


嬉しいことに、グラフはExcelで書かれているんですよね。

例として、近年注力度合/累積強化度合 が取り上げられており・・・

ん?
このグラフ・・・?


2軸の表現になっている点は
先ほどの「特許庁資料」のグラフと、共通していますよね。




私の感覚ですが・・・
おそらく、ある程度
「特許データの扱い」と「Excelの操作」に慣れている方だったら、

特許庁の資料を少し観察すると、
ご自身で軸を設定して、グラフが描けそうな気がします。



ですが、
販売されている冊子も、税込3240円なので、
最適化された手順やノウハウを教えて頂く、と考えたら
この冊子、とってもお得だと思います^^

※ワタシ、今回は「武藤さんの回し者」かもしれません。(笑)
※ですが「特許庁資料との合わせ読み」は本気でおすすめです。


リンク、まとめて載せておきますね。
本当にオススメですので、ぜひ!



◇特許庁
中小企業のイノベーションを促進するための特許情報分析ツールをご紹介します!
報告書 
レポート様式(サンプルファイル)

◇冊子
特許情報分析の基本3
既刊分(1,2)



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