~前回のあらすじ~
of は「ストップワード」なので、
そのまま「Internet of Things」と入力するのでは
検索できないっぽいですよ・・・?
(ストップワードの説明も前回に出てきます)
今日は、最初にポイントから。
[of] は 検索できない語(検索対象から除外される語)なので、
Internet of Things を探したいなら
を探すことになります。
これが近接演算。
記事の続きに、
「近接演算で指定する項目、と注意点」を書いてみます。
項目 1 | 単語間の距離
探したい表現のうち2単語、がどの程度離れているものまで探すか? です。
【ここ大事!】
英文検索の場合、検索システムによって
・文字数で指定するタイプ
・単語数で指定するタイプ
が存在してます。
(日本語は単語区切りが曖昧なので、殆どが文字数タイプですね^^)
ここを「なんとなく」で指定してしまうと、
「なんとなく『単語数』のつもりで、1と入力したら
実際には『文字数』だったので、なーんにもヒットしない」
とか、その逆だとか・・・が発生するかも。
検索画面上に「語数」「文字数」などと
ガイドが出ているシステムも多いかと思います。
ここ、気にしてあげるとGood!です。
項目 2 | 語順指定 の あり/なし
2単語(または3語以上)が
入力した順に並んでいるものだけを探すか?
語順が逆転していてもOK、とするか?
です。
今回の Internet of Things は、
固定されたフレーズですので、
語順指定の方が良さそうですね^^
パラメータ「語間の距離」と「語順」を使って
「ターゲットの技術/明細書表現を探すには
どのように近接指定をするのが最適か?」
と考えるのが、
近接演算の面白いところでもあり、
難しいところでもあります。
「語間距離は4文字以内。語順は固定」なんて
かなり、限定的な検索という気もしますが、
お使いのデータベースによっては
Internet for things
なども、ヒットするかもしれませんし。
あっ!
そこのあなた!
きっと、今・・・
って、思いましたよね???
ふふふ・・・ (謎)
今、使ってるシステムは、
スペースも文字数に数えているようなので
Internet of Things 。
スペース含めて4文字分。なのでございます♪
こういう所は本当に、
データベースごとに
微妙な差があるなぁ、と痛感しますね。。。
「いちいち確認して使うの、面倒くさいよー!」
という方は、
文字数(語数)や語順をわざと変えて、
実験してみるといいかな? と思いますよ★
それでは!
「特許調査依頼」をご検討中の皆さま
ただいま 5月下旬以降 のご報告予定分をお受けしています(2018/04/16現在)
調査のお問合せはこちらのフォームまたは
電話 0266-79-6709 でどうぞ。
4月の出張予定|5月の出張予定
打合せ日程のご参考に。
講習DVDが出ました(日本パテントデータサービス)
JPDS知財研修用DVD Vol.1 プロモーション
JPDS知財研修用DVD Vol.1 「仕事に活かす特許情報の収集-これだけは知っておいてほしいこと-」(酒井美里講師)のプロモーション動画です。
別窓で登録フォームが開きます
Facebook、お友達もフィード購読も大歓迎。お気軽にどうぞ。
特許調査入門―改訂版
Amazon
発明推進協会
0 件のコメント:
コメントを投稿