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2013/04/03
[素朴な疑問] 商用データベースって、どんなもの?
photo credit: izzyplante via photopin cc
先日、とある講習会の時 (それも、休憩時にそっと) 頂いたご質問。
「IPDLと対比して、商用データベースについて解説されていましたが、
商用データベース、というのはどんなものですか?
『公報テキスト検索』は商用データベースではない、という事は
何となくわかったのですけど。。。」
あちゃ~。(>_<) ←これは、自分に対してね。
きっと、全体質疑では質問しにくかったのですよね?
ごめんなさいごめんなさい。
せっかくですので、
・ 商用データベース
・ 検索システム
・ ファイル
の3つについて、整理してみたいと思います。
本編は、記事の続きから♪
まず「商用データベース」について。
特許データベースの例でいきます。
シンプルに「商用=有料」と考えればいいのです♪
「データベース」というサービスの種類として、
無料サービスと有料サービスがある、ってことです。
無料データベースの代表格は、
日本ならIPDL(特許庁/工業所有権情報研修館)、
海外ならEspacenet(欧州特許庁) です。
有料(商用)データベースは、
データベースの事業者が、有料で運営しているデータベース、って事です。
日本だと、パトリスが草分け的存在ですね。
続いて
「検索システム」と「ファイル/データ」について。
実体のある「物」に例えるなら・・・
「検索システム=お店の建物」 で 「ファイル/データ=商品・ブランド or 売り場」 です。
共通項は
「データの作成元が、いろんな売り手にデータを卸している」
「売り方と陳列方法は、売り手側に任せられている部分が大きい」
ってことかな、と。
細かくみていきますと。
1) データ提供元が商品を作ります。
世の中には、色々な商品がありますよね。
そして商品には 「作り手」と「売り手」が関わってます。
作り手といえば、
スポーツ用品なら「カンボジアのナイキの工場」とか、
衣類なら 「中国で作られてる」とか、そんなイメージ
特許データベースにも、作り手がいます。
作り手は「データ提供元」 って言われる事が多いです。
欧州特許庁(提供元) が INPADOCデータ (商品) を作る、とかですね。
2) ブランド商品って、色々な所で扱われています。
ナイキだったら、ナイキだけの「専門店」もあるし、
スポーツ用品店にもある。百貨店でも扱われてます。
この「販売しているお店」 というのか・・・
もっと具体的に 「お店の建物」 が、検索システムのイメージ。
無料データベース、有料データベース、は、
店に門番がいないか/いるか、の違い、ともいえますね。
欧州特許庁の作った、INPADOCデータの例でいきます。
● Espacenetに入っているINPADOCデータ
→ 自社の店舗で卸しているイメージ。(← Espacenetだと無料配布だけど)
● 日本の「特許データベース」で、
パテントファミリーデータとして収録されている、INPADOCデータ
→ スポーツ用品店で、他ブランドと一緒に売られてるイメージ
● STNやDIALOGなど、海外の巨大データベースに
収録されている INPADOCファイル。
→ 百貨店の「スポーツ用品売場」に、
他ブランドと一緒に並べられてるイメージ。
あ。
STNとかDIALOGって名前は、
初めて見る方もいるのかも?
どちらも、海外の巨大データベースです。
特許だけでなく、「マーケット」とか「新聞記事」「医学」「人文」「学会情報」など、
いろいろな種類のデータが大量に入ってます。
広大で、売り場(ファイル)が細かく分かれているところなどは、
すごく、百貨店っぽいのですよー。
3)IPDLの中だったら?
IPDL全体が無料データベースであり、検索システムです。
「門番のいない、ちょっと大きな特許専門店」 なイメージ。
「特許・実用新案」 「意匠」 「商標」 等の大きな括りは、
専門店の中の 「フロア」 みたいなもの。
「特許・実用新案フロア」 の中の
「公報テキスト検索」とか「特許分類検索」などの各メニューが、
ほぼ「ファイル」に相当します。
※正確にはファイルと違う点もあるけど、見逃してくださいませ。。>専門家各位。
むー。
長い説明になってしまいました。。。(汗
また、講習会でネタができたり、
気が向いたりしたら、
用語解説、やってみたいと思います。
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2 件のコメント:
う~ん、分かったような、分からないような・・・余計分からなくなったような。。。(すいません)
あちゃ。
余計わからなくなりましたか・・・?(汗)
続編、やってみます。ちゃんと「データベース」の例で。
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