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BY VIKTOR HANACEK
酒井です。久しぶりにアップする、検索系記事でございます(笑
今朝がたメールで頂いたご質問。
大幅に内容意訳で、ご紹介いたしますと…
うんうん、確かにそう思いますよね!
(以下↓、知識のある方には「釈迦に説法」ですが)
私が思う、インドの公報件数統計って、こんなイメージですね。。
・インドって、特許庁が地域で4庁に分かれてます。
→ 4庁の公報発行件数を合計して、母数が算出されます。
まず、ここでちょっと正確さが失われそう?(←偏見)
・「公開公報」に相当するものは存在します。
でも、何故だか公開番号がありません。
これもカウントを難しくしてると思う。
(ジャーナルと言って、何件かがまとめて公開されるのですよ~)
・あくまでも「伝聞」ですが、←ここ強調。うわさですからね!
数年前に「インド4庁のうち、どこかの庁が出願書類紛失した」
みたいな話が出回った事がありました。
直接真偽は確認していないので、何とも言えませんが、
少なくとも「書類を紛失した、という話を聞いた人の大多数が
"うわ~、でも、あり得るよね" という反応をする」 ような下地はあるのかな、と。
まるっと纏めますと、
「うーん。。。正確な母数って、インド特許庁でも把握できてるのかどうか?」
ってな感じです。 (あくまでも、私個人が持ってるイメージ、でございます!)
ですが!
仮に「ちょっと微妙な数字」だとしても、
DB評価などの際は「母数=ベンチマーク」が欲しいですよね。
私がベンチマークとして件数見るなら、
まずはここです。
EPO >> Asian patent information >> India (IN) >> Facts and figures
(やっぱりね、という声が聞こえてきそう…f^^;)
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概ね2001年以降のデータが掲載されています。
また、上記グラフ(出願件数)の他にも、幾つかデータが載ってます。
また、
上記EPOのデータは、インド特許庁の統計が元になっています。
元のデータはIPIndia annual reports です。
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・・・上記を「一応の公報発行件数」としまして、
「各DBの、インド公報データ収録率を確認・評価する」といった流れになります。
意外?と、年度別の件数を調べるのも、
難しい場合があったりするんですけども・・・(^^;
それは、また別のお話で。
・・・って事で、次回に続きます♪
それでは。
□ インド検索記事 一覧はこちらです □
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