少し記事間隔が空きましたが
「データベースを石像と思え」 の続き、でございます。(やっと・・・)
Today's photo |inches by Andres Max Salmeron on 500px
前回のあらすじ?
↓
データベースって、テクノロジーの産物でもありますが、
こちらの質問に対する答えときたら、古代の石像レベル(?)なのですね。
質問内容に応じて
「そんなものは蓄積しておらぬ」 などと返事します。(涙)
(これは、ゼロ件、ってやつですね。)
この「データベースの石像」は
聞いたこと(=検索式)の答えしか返してくれません。
・ 本当にゼロ件なのか?
・ 本当は、調べたい内容は存在しているのか?
・ 検索条件が悪かったのか?修正するとすれば、どこか?
などなど、検索者の疑問には、答えてくれませんよね?
・・・なんだか役立たずな石像に見えてきますが(苦笑)
良いところもあるんですよ?
お付き合い頂ける方は 「記事の続き」にどうぞ♪
・・・役立たず?にも思える「データベースの石像」の良いところ。
・ 何度でも、質問に答えてくれる
・ こちらの質問に対して、正確に答えてくれる
などは、良い点の代表例でしょうか。
いいですか、みなさん!
同じ石像の一種でも、
スフィンクスなんて、「なぞなぞ」しか出してきませんからね? (←え?)
しかも、なぞなぞの答えを間違えると、食い殺されちゃうんですよ?
チャンスは1回のみだし。
それと比べたら 「データベースの石像」なんて、
何十回でも質問に付き合ってくれるし、
少なくとも、ウソはつきませんしね。
働き者の可愛い石像に見えてきます。(違)
はっ、脱線しすぎました! 戻ってもどって~(笑
前回の記事、こんな風に終わっておりました。
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ここまでの話で 「じゃあ、大切なのは検索式の作り方、ですよね!?」 って
思った方もいらっしゃいますよね?
ふふふ。違います。
検索式の作り方ではなくて・・・ですね?
ヒントは 「技術には詳しくない方の、困りごと」。
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答えです! 検索の練習で大切なのは・・・
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「自分の質問」 と 「データベースの答え」 とを比較
↓
当たり/ハズレ を判定
↓
ハズレに遭遇したら 「どうしてこれが出たんだろう?」と分析
↓
質問を修正 or 微調整
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「検索式の作り方」 ではなく
「自己分析と修正」、です!(力説)
例えていうならば、弓矢とか射撃の練習に似ています。
1回目「ちょっと右」なら、2回目にはやや左に修正するイメージです。
前回 「技術には詳しくなくて・・・」 と困られていた方。
ここ、とても大事なのですよ!
技術に詳しくなくても 「検索だけ」 なら、できてしまうかも?
でも、それって
当たり/ハズレ の判定が難しいですよね?
当たり判定が難しい、ってことは、
ハズレの分析~質問の修正も、相当難しいですよね?
・・・・って、それじゃ結局検索できないじゃないですかー!? って事ですよね。(苦笑
と、いうことは 「検索式の自己分析と修正」
練習向きのお題、は、こんな条件が揃っているテーマが扱いやすいです。
★検索結果の予測ができるもので
・ 技術内容がわかっているか
・ おおよその結果が予測できるもの。出願人検索も「アリ」ですよ♪
★検索内容が複雑でないもの
・ ピンポイントの情報収集用や
・ 出願前の調査など
→ ×侵害予防調査や、広範囲な情報収集などは練習に向きません
まとめると
「練習用には、検索結果が予測できるもの。」 が良いですね(^^)
練習用の題材を用意したら、
検索して、分析と修正・・・となるのですけど、
分析と修正のコツは、また別記事で!
□検索の本質と練習 シリーズ 一覧はこちら□
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