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2015/05/19

[雑記] 「北欧インテリア」と「ジブリアニメ」の共通項を発見したかも!



宮崎駿監督(via getty images)。あ、息抜き記事です。

最近、北欧インテリアのブログを頻繁に見ています。
 ※ 言葉はわからないけど。(笑

Styleroom Finland

CAISAK

Trendenser.se

Hanna!


紹介されているのは、
こんな感じのお部屋が多いかと。
「今、北欧で人気のインテリア」 です。

フィンランドのキッチン


もうちょっとインテリア写真続きますが、
息抜き系記事なので、一旦畳みますね。



フィンランド

デンマーク

ノルウェー


北欧インテリア、というと、
マリメッコのテキスタイルやイケアの家具を使った、
明るく、カラフルな色使い、のイメージも確かにあるんですが

2015年現在の、現地のインテリア写真では、
そういったお部屋はあまり見かけなくて、

カラフルなのは、ほぼ「子供部屋限定」なのかな? 的な印象を受けます。
※ ここからの画像3点は スウェーデンの「Loppi」からです。






いや・・・子供部屋だって、
どちらかというと、最近はこんな傾向みたい。




で。

漠然と 「すてきー」 「こういうインテリア、快適そう」と、常々眺めていたものの、

自分ちとどこがどう違ってて、
何をしたら「現代北欧インテリア」になるのか?

が、イマイチ掴めなかったのですが (恥)


最近、なんかわかった気がしてきました!
ヒントは「宮崎駿監督」「ジブリのアニメ」。


といいますか、
こちらの本でした。

著者は・・・説明いらないですよね。
ドワンゴの創業者で、KADOKAWAの取締役。川上量生(かわかみのぶお)さんです。

コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書 458)
コンテンツの秘密―ぼくがジブリで考えたこと (NHK出版新書 458)川上 量生

NHK出版 2015-04-10
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この本は、以前川上さんがスタジオジブリで「プロデューサー見習」をされていた時期に、考えていたことだそう。
前半では「アニメの情報量」について分析されています。

私はKindleで読んだので、スクリーンショットで紹介しますね。


スタジオジブリでは、日常的に「情報量が多い」とか「少ない」という会話がされていた、とのこと。
「情報量ってどういう意味ですか?」と質問すると・・・




本来、アニメーションというものは情報量が少ない。
だから、子供にとってわかりやすいもの、だったのですが

情報量が増えた事によって、大人の鑑賞にも耐えうるようなものになった、と。


でも「情報量が多い事」が、絵柄が細かい事だとすると、
一番細かいのは実写。

だったら、アニメーションである必要はないのでは?


という切り口から、

本書では「主観的情報量(脳が認識する情報量)」と「客観的情報量(見た目の情報量)」、
宮崎スタイルの誇張表現
脳にとって非常に気持ちの良い映像、

などが語られていき、

「面白い! というか、川上さん天才!」

と思いながら読みましたが・・・それは一旦、脇に置いときまして。



「快適そう」で「くつろげそう」な北欧インテリア。
今、人気のあるスタイリングって、「色数」という情報量を極端に減らしてる?

病院みたい、って言われるほど殺風景でもなく、
でも、眼に入る情報量が少ない。
だから、直感的に 「くつろげそう」 と感じるし、
実際、ゆったり過ごせるのだと思います。

My scandinavian homeから。




この仮説に気付いてすぐ、
家の、古くなったダイニングセットの椅子を、
元々のゴブラン織りみたいな布から、
床に近い、ダークブラウンの人工皮革に貼り替えてみました。
 (これは自分で貼り替えました。不器用なので画像なしで!)

結果、
一気にダイニングが「それっぽく」なりました。
 (と、自画自賛。笑)


> 自分ちとどこがどう違ってて、
> 何をしたら「現代北欧インテリア」になるのか?

って、ずっと謎に思っていたけれど、どうやら

・ 室内の色数を減らすと、着実に現代北欧風になるっぽい。
・ ある程度、モノの数は減らしたほうが手っ取り早い・・・けど、絶対ではなさそう。
・ でも、物品の「色調を揃える」のはマスト

って感じみたいです。
(他にもいくつか分析結果あるけど、省略~)



・・・と、今日の息抜きは「インテリア」でございましたが、


私、
たぶん、
検索手法を作る時なんかも、
同じように 「うまくいく要素の分析」、やってますねぇ。(笑


・ 前々から脳内で「もやもや」っとしていた、検索上の問題があって
・ 検索業界「以外」の、理論とか分析に遭遇すると
・ 何かピン!ときて、要素の分析をする。
・ 試してみて、確証を得る。

って感じで。


おあとがよろしいようで。



2 件のコメント:

小野寺 有司 さんのコメント...

着想とか発想とか他の人のアイデアを自分の物にするときって、
きっとこんな風に考えるのですね。
何か当たり前のように思える事がすごく新鮮に感じられました。
私もこんな事を考えながら仕事が出来たら、
手ごたえのある仕事が出来るかと思います。
ありがとうございました。

p.s.
初めて投稿します。
神資研個人会員の小野寺と申します。
3年前に情報技術関連の部署にいたので、
メルマガやブログを読ませて頂いていました。
今年は神資研の特別公演に行けませんでした。

Smartworks さんのコメント...

小野寺さま、神資研会員の方なのですね。
私は先日おじゃましたのが初参加で・・・
お会いしたかったです。残念!

ブログ記事にもご感想、ありがとうございます。

「自分だけの、独自の発想」って、持ちたいなぁ、持てたらいいなぁ、と思うんですが、なかなか簡単には浮かばなくて。(^^;

今回の川上さんの本は、分析がすぐれていて「フォーマットを借りてる」ような感覚になりました。