こんにちは、酒井です。
この春、大改造のあったJ-PlatPat。
技術内容で検索をする際、
時々、こんな話を聞いたことはありませんか?
もしくは「やったこと、あるある!」という方もいるかも・・・?
↓
はい!ここ!
「広めのIPC、又はFI記号で検索集合を絞る。」
これ、私も時々使いますよー。
という感じでして、
割とよくある常套手段、だと思うのですが
今日は、恥をしのんで白状します。
この間。
それを J-Platpat 「特許実用新案検索」で検索しようとしたら・・・
こんな感じに↓
フォーマットが間違っています、と、エラーが発生。
A23F5/? でダメなら
A23F5/ とか
A23F5 ではどうか?
と、順次試してみたものの、全滅したのでした。。
普段、殆どの仕事は商用データベースを使っている、とはいえ
エラー頻発、カッコ悪すぎます。(涙)(涙)
でも、正解は何だったのか・・・? というと
じつは!
※記事、折り畳みます。いつもすみません。
知ってる方には、当たり前。
でも、
知らないと ビックリ!! ではないでしょうか?
今、J-PlatPatの分類検索は、
IPC,CPC,FI,Fターム、いずれも
という仕様になっています。
※下記の表は、J-PlatPatのヘルプからの抜粋。
検索条件 | 検索範囲 | |
---|---|---|
G11B15/60の下位階層に G11B15/61がある場合 | G11B15/60 | G11B15/60+G11B15/61 |
$G11B15/60 | G11B15/60 | |
AA01の下位階層に AA02とAA03がある場合 | AA01 | AA01+AA02+AA03 |
$AA01 | AA01 |
以前の検索メニューで言ったら、
「特許・実用新案分類検索」と同じ考え方です。
ちなみにですが、
と、ついつい気になってしまい、
実用的には、滅多に使う事ないだろうけど、
どうなるのか調べてみました。
結果。
A23F(サブクラス) → 下位を検索する。(A23F 3/ と 5/)
A23(クラス) → 下位を検索する。(A23Fとか A23Lとか。)
A (セクション) → 下位を検索する。(A01、A21、A22・・・)
うっすら予想はしていたけれど、
どこまでも自動階層検索なのには、ちょっと驚きました。
また、この機能を使いこなすには
分類と階層構造 / ドットによる階層構造
を理解している事も大切ですね。
(→J-PlatPatの参考資料)
それでは!
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