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2018/06/26

「出願前調査」は先行出願が見つかれば終わり?



「出願前調査」は、特許調査のベーシックスキルに挙げられる事も多いですね。

出願を希望する技術内容があって

発明の技術思想、ポイントを把握し

データベース検索をする

公報を読み、出願予定に近いものを抽出する。

という流れは、
調査の基本形と言えるかと思います。


さて、
そんな「ベーシック」「基本形」な出願前調査。


・どの程度 調査する?(件数とか時間とか)

・どんな結果が得られたら、
 または どのような状況になったら 調査終了?


と、作業を定義してみたことは、ありますでしょうか??


「何となく『こういう感じ』というのはあるけど・・・?」

「それほど時間をかけずに、とは思うけど?」

「技術者に義務づけは、しているんだけどね。」


はい。
正面きって「作業を定義する」という機会は
意外と少ないのかも、しれません。


この記事では「調査の目的・ねらい」ではなく、
あえて「作業範囲・手順」みたいな事を、書いてみたいと思います。

※記事を折り畳みます。






手順を書きます、と言ったものの、
最初は「私が出願前調査の際に 考えている事」を書いてみます。

私は最初、出願権利化担当をしていて
中間処理(拒絶応答)で厳しい引例が添付されていたり、
自社の先行例がついていたりすると、
そのたび

「うわぁ。。(汗)」

という気分になりました。

なので、

「ある程度は仕方ないかも、だけど
できる事なら、厳しい(=ほぼズバリの)先行例や、
(事前に察知しやすいであろう) 自社引例は
事前に察知できたらいいよね。」

という感覚が、ずっとあります。


それから、企業の調査子会社にいた際

1件の出願前調査に時間を掛けすぎるくらいなら、
審査請求した方が、コストパフォーマンスがいいのかも。。

という議論も、何度か耳にしており、

「確かに、出願前調査と審査請求って、
 二重のコストになる可能性もあるものね。」
「せっかく調査するなら、効果が最大化できるように!」

とも思うんです。


以上のことから、自分の場合は

・過大な時間、労力を投入せずに
・厳しい先行例や 貰って残念な自社引例は、事前に察知したい

という感覚が強いです。


それでは本題の。
出願前調査の「作業範囲や手順」。 
※これは「私がサーチする場合」です^^。


1)調査のターゲット

私は「特許庁のスタイルに似せるのが好き」です!

なぜなら・・・
>厳しい先行例や 貰って残念な自社引例は、事前に察知したい
ので、

拒絶引例はどうやって発生する?って考えると
特許庁のサーチスタイルに似せる方が、
効率が良いし、納得性もあるような気がします。

※特許庁の調査スタイルは、
時々、包袋の中にある「先行文献の調査報告」を分析したり
INPITの資料 などを見ると、掴めてくるかと!



2)検索の外枠

大まかな外枠を設けてます。

作業イメージとしては
「やり過ぎ、にならない範囲で」
「特許審査の過程で簡単に見つかるような先行例は、確実に見つける」
という感じです。

ピンポイントなんだけど、濃い集合を作るのが理想!


逆に
「10件見たら、ズバリが出てきたので終了」というのでもなく、
ある程度の公報数は見るようにもしています。

先行例で挙がる公報って、
たぶん、特許審査サーチでも複数候補があって、
その中から選ばれているんだろうな、と思うので。


3)資料抽出

複数資料があれば、すべて報告書に書きます。(~10件程度まで)

出願前調査って、どんな業務に繋がるんでしたっけ・・・?と
改めて考えてみますと

調査の結果、請求項の記載内容を見直す可能性もありますよね!
(むしろ、そのために調査をするわけで。)

そうすると、

アイデアシートの段階で「これ」と思っていた要素だけ、
先行例が判明し、「そうか、では出願の方向を修正しよう!」と思ったとして、

方向修正した先に、同じような先行例があったら、
やっぱり、拒絶引例が出る可能性は、高いですよね・・・?


ですので、
出願の方向性を検討する際の材料として、
「同じような技術主題の先行例」は、
たくさんあっても困らないように思います。^^


さすがに大量にあったら、
代表的な公報だけ、報告書に記載したりしますが、
10件程度だったら、全部報告書に記載してしまう事が多いです。



それでは。
次回はたぶん「J-PlatPatの話」です。



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