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今年上期なので、少し前になりますが
医療ドラマの『ブラックペアン』、人気でしたね。
あのドラマに登場した手術支援ロボット「ダーウィン」
実在のモデルがある・・・というのも、
知財のお仕事をされている方ですと、
ご存知の方が多かったかもしれません。
そのモデルは、米国 Intuituve Surgical社の「da Vinci」
(以下、IS社と記載します)
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※画像はIS社の米国サイトからです。
今、世界中で「手術用ロボットといえば、ISのdaVinciシステム」というほど、代名詞的な存在になっています。装置本体が2億円前後ということなのですが、既に全世界で4500台ほどが稼働しているそう。
ところで、このIS社。開発がスタートして、原型のマシンが作られたのが1996年。
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初期の製品が世に出たのが、1999年とのこと。
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知財のお仕事をされている方は、
この年代、何となく「むむむ!?」と思いませんか?
そう。特許切れです。
実際、IS社の初期の特許出願・ポートフォリオは、
控えめに言っても貧相な件数でして
こちらは縦棒が「各国への出願件数合計」で、
折れ線が「ファミリー数」なのですが、
2005年までは、年間の出願件数もさほど多くありません。
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そのため、基本特許の約3割が2019年に権利切れするっぽいのです。
でも・・・後続の出願は山のようにあるし。
そもそも・・・daVinciシステムを納入さえすれば(ごにょごにょ)
ビジネス的には当分の間、逃げ切れそうな感じもいたします。
というお話を
検索事例ファイル(PDF版)にいたしました。
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(PDF13ページ。3,692文字)
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