今日の本題。
現時点で最強かもしれない、WIPOによるマイナー国特許情報リンク集(84ヶ国分)
早速URLから。
Patent Register Portal
http://www.wipo.int/branddb/portal/portal.jsp
余談ながら、
ページタイトルは Patent Register Portal なのに、
URL内に branddb って入ってるんですよね・・・
もう~!特許なの?商標なの?どっちかハッキリして!
ブログ掲載にあたり、リンク先含めて確認したところ、
「特許」が正解のようです。(笑)
使い方&気付いた点などは、記事の続きから。
Patent Register Portal
http://www.wipo.int/branddb/portal/portal.jsp
画面イメージです。
上に世界地図、下が国名&情報の有無表示、です。
それぞれ、文字に下線がある箇所はリンクです。
原則、各国特許庁の、該当ページが開くようになっていますが、
一部はEspacenetなどに飛ばされます。
情報の種類別に、収録があれば「Y」、なければ「N」
グレーの「N/A」は該当なし。
たとえばこんな風。
検索用ページはある→Y、
でも英語インタフェースはない、という状況は →N。
検索用ページ自体が存在しない →N
だから、英語インタフェースのあり・なしは、調査の対象外→N/A。
という違いです。
またYまたはNの欄に「*」印がある箇所は、
カーソルを乗せると追加情報がポップアップします。
下記の例以外では、収録年範囲が出る箇所が多いです。
このリンク集、米国や欧州、日本なども含まれているので、
84ヶ国、すべてがマイナー国というわけではありません。
ですがやっぱり、
普段はなかなか検索しないような国がずらり。
検索用のインタフェースはないけれど、
公報全文(ガゼット)の閲覧は可能、という国が案外多い事にも気が付きました。
このデータ作成には、海外のサーチャー団体、
Patent Documentation Group (PDG) と
Patent Information Users Group (PIUG)が協力したそうです。
PDGとPIUGが協力して調べたものなら、
現時点で最強ではないかしら、と思います。
各国のサーチャーが、
それぞれ情報持ち寄る姿が目に浮かぶようです。
頻繁に使うものではないかもしれませんが、
覚えておくと、便利そうですね。
□収録国に関連する目次記事はこちら□
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