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2014/11/10

[EP] Espacenetがグローバルドシエと接続。と、ちょっとした考察


今日は、EPOニュースレターから。

ニュースレター11月6日号では、
「Espacenetでもグローバルドシエが利用可能になりました」と案内されておりました。

Online services
Global dossier available in Espacenet 
The Global dossier service launched in June for the European Patent Register is now accessible via Espacenet. It has the advantage of making many more filewrappers available in Espacenet.
Read more 
Today's photo | The Photographer by Jeffrey Schop on 500px

グローバルドシエとは、
簡単にいうと「世界各国の包袋システムを一元化したもの」とでも言えるでしょうか。


「各国」といっても、現在はまだ計画推進の途上。
5大特許庁分が一般供用されるのは、2年後の2016年になるそうです。

グローバルドシエの関連記事はこちら(2014年9月)


今回、Espacenetでグローバルドシエが利用可能になりましたが、
利用範囲は上記の関連記事と変わらず、「まず中国特許からスタート」 とのこと。


ん!?
・・・と、いうことは?

データ収録範囲について、ピンときてしまいました!
ほんとに、ちょっとした事なんですけどね。(笑)

ちょっとした事なので・・・一旦記事を折り畳みます。





約2ヶ月前、Global Dossierについて記事アップした際、
収録について、こんな事を書きました。

中国特許のカバー範囲(2014/09現在)と今後の拡充計画

・・・については、Patent Information NEWS 2014/03号に掲載されています。

今のところ、
中国特許|2010年2月10日以降出願分

のみ対応した、ということです。

「な~んだ、4年強?」なんて言わないであげましょう。うん。
※いえ、私も「なーんだ」って思ったクチですが。


そして、つい先週。
中国特許庁(SIPO)の包袋システムが、
わかりやすい場所に収録範囲を記載するようになったのですけど、

一方、包袋は一番下の「Examination information」。
こちらは2010年2月10日以降の出願分が収録対象です。
情報更新は、毎日行われるとのこと。


ね!同じなんですよねー。
・・・グローバルドシエの性質上、同じでないとむしろ不自然、ではありますが。(笑)


ということは。

Espacenetから接続しても、
収録範囲は基本的に同じ、
2010年2月10日以降になりそうですよね。


実際、どんな様子なのか・・・?
いくつか、収録レコードを見てみました。



■2014年7月発行・中国公開特許 → Global dossier リンクがあります。





■2014年7月発行・中国公開実用新案 → リンクがありません




■2005年12月発行・中国公開特許 → リンクがありません





手作業レベルなので、
大した件数は見ておりませんが、

やはり、これまでの情報
中国の包袋閲覧可能範囲=特許|2010年2月10日以降出願分
と一致している様子。。


そして、
実用新案の包袋は、全くオンライン公開されていないようでした。

※ とはいえ、中国の実用新案は無審査で、
※ 出願→登録も短期間なので、
※ 「別に、包袋はなくても構わないかな」って気はします。(^^;


この秋、このタイミングで
SIPO側でも収録範囲を記載するようになった事と併せて、

何というんでしょう? こう、

中国包袋のオンラインデータの拡充~公開、の作業、
欧州特許庁が、結構本気でテコ入れしているのかしらね~?? 

という雰囲気を、ひしひしと感じます。
( ↑↑あっ、ここは「私が勝手にそう感じているだけ」です!>皆様)


CPC導入の件もありますし、
「日本の特許情報って、どうなるの?」という心配はあるものの。。

EPO、中国で頑張ってくれないかな~?
それで、包袋や分類データ、遡及情報など・・・、
不透明感を排し、わかりやすい情報公開が進むと良いな~、と、
期待を寄せたくなってしまうのでした。



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