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2017/03/01

特許調査をラクに進めるコツは【朝四暮三】



今日から3月。
春めいた気分で何となくウキウキする方も、
「・・・年度末進行!」って方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

「年度末までに調査」が気がかりになっている方のために、
私が思う「特許調査を楽に進めるコツ」を書いてみます。

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1)そもそも「調査を楽に進める」ってどういう事?

2)楽に進めるコツ
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1)そもそも「調査を楽に進める」ってどういう事?

楽の反対は「苦しい」ですよね。

調査の「苦しい」「苦になる」ことを解消したら、
かなり、負担が軽く・楽になるのではないでしょうか?


調査の場面で苦しいといえば・・・?

・検索条件を立ててみたけれど、自信がない

・公報を読み始めたが、なかなか終わりが見えない


他にも「資料が見つからない!」とか、
調査の悩みは色々ありそうですが(汗)、今日はこの2つで考えてみます。




2)楽に進めるコツ?


・検索条件を立ててみたけれど、自信がない

解決策は二者択一。
1)自信が持てるような知識をもって、検索をするか
2)今できるのはここまで!と割り切る(←!??)、です。

もちろん、私のお勧めは1)なんだけど、
正直なところ、多少の向き・不向き、個人差はあるような気もしています。


知識を身につけて検索する、に向いていそうなのは

・多少勉強する程度なら、さほど苦にならなくて
・習った事を、一旦そのままやってみよう、と思えるタイプ

かな。。

「最初からアレンジしたくなるタイプ」の方は、
習って検索してみても ”しっちゃかめっちゃか” になるケースが結構あって、
「結局、よくわからない・・・」って事になったりします。
(これ、何度も目撃しましたYO!)


それで・・・検索は

・公報を読み始めたが、なかなか終わりが見えない

って問題点とも、大きく関係します。

なぜって、一般的に「特許調査」って仕事をすると、
検索よりも公報査読に、長ーーーく時間がかかるから、です。


唐突ですが、ここで 「朝三暮四」 って故事成語を。
春秋時代、宋の国に狙公という猿好きでたくさんの猿を飼っている人がいた。
ところが急に貧乏になり、エサを減らさなくてはいけなくなってしまい、まず猿たちをだましてこう言った。
「エサのどんぐりの実を、朝三つ、夕方四つにしようと思う。」
すると予想通り猿たちは立ち上がり怒りだした。
そこで「それなら、朝四つ、夕方三つにしよう。」と言った。
すると猿たちはみな大喜びをした。
結果としては、どちらもどんぐり七つで同じ数だが、猿たちは目先の数が増えたことで、喜んでしまったのである。

【出典】
列子[黄帝]


朝三暮四・・・朝四暮三?? (←むむ?どっちかな)


朝三暮四を、特許調査でいうならば!

検索はそれなり・・・?に済ませて(=前半が楽)
査読のとき「終わらなーい!」とか「こんな公報があるって事は、他にも・・・?」と、ついつい検索に戻ってしまったりする。(=後半が苦しい)


・・・という状態を選ぶのか、


検索の時は、知識も使うし、
頭が痛くなるくらい考えて作るので、大変なんだけど(=前半が大変)
査読に入る時には、調査範囲の最適化ができていて、無理のない件数になっているし、
後からの「あれもやればよかった・・・!」という悩みは、ほぼ生じない。(=後半が楽)

・・・こっちのスタイルを望むのか。


って事かな、と思います。


冒頭で「向き・不向きとか個人差」と書きましたが、

幸い時間も体力もあるし、
いちいち検索の勉強をするのは大変・・・! であれば、

「ざっくり広く検索して、体力任せで査読」

って方法だって、「アリ」ですよね。


でも、年度末の時期など 「ゴールが決まっている」ときは、
妥当な検索範囲まで絞り込みをして、
最短時間で最大の安心感を得られるといいのかな、とは思います。




安心感のある調査結果が欲しい方は、
代行調査のお問合せをいただけたら、と思います。
検索式だけの作成も、お引き受けできます。
(打合せは基本的に無料です。お気軽にどうぞ)


また、お時間のあるときには、
調査のトレーニングもご活用ください。
(日本パテントデータサービスや、発明推進協会などで講師をしています)
ご自身で、自由に検索条件を操れるようになります。

どれを受けたら良いかわからない方は、
お問合せフォームからご連絡くださいね。
調査のご経験や、お使いのデータベースに合せて、
レベル感の合いそうな講座を、ご案内させて頂きます。


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