今日から3月。
春めいた気分で何となくウキウキする方も、
「・・・年度末進行!」って方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
「年度末までに調査」が気がかりになっている方のために、
私が思う「特許調査を楽に進めるコツ」を書いてみます。
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1)そもそも「調査を楽に進める」ってどういう事?
2)楽に進めるコツ
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1)そもそも「調査を楽に進める」ってどういう事?
楽の反対は「苦しい」ですよね。
調査の「苦しい」「苦になる」ことを解消したら、
かなり、負担が軽く・楽になるのではないでしょうか?
調査の場面で苦しいといえば・・・?
・検索条件を立ててみたけれど、自信がない
・公報を読み始めたが、なかなか終わりが見えない
他にも「資料が見つからない!」とか、
調査の悩みは色々ありそうですが(汗)、今日はこの2つで考えてみます。
2)楽に進めるコツ?
・検索条件を立ててみたけれど、自信がない
解決策は二者択一。
1)自信が持てるような知識をもって、検索をするか
2)今できるのはここまで!と割り切る(←!??)、です。
もちろん、私のお勧めは1)なんだけど、
正直なところ、多少の向き・不向き、個人差はあるような気もしています。
知識を身につけて検索する、に向いていそうなのは
・多少勉強する程度なら、さほど苦にならなくて
・習った事を、一旦そのままやってみよう、と思えるタイプ
かな。。
「最初からアレンジしたくなるタイプ」の方は、
習って検索してみても ”しっちゃかめっちゃか” になるケースが結構あって、
「結局、よくわからない・・・」って事になったりします。
(これ、何度も目撃しましたYO!)
それで・・・検索は
・公報を読み始めたが、なかなか終わりが見えない
って問題点とも、大きく関係します。
なぜって、一般的に「特許調査」って仕事をすると、
検索よりも公報査読に、長ーーーく時間がかかるから、です。
唐突ですが、ここで 「朝三暮四」 って故事成語を。
朝三暮四・・・朝四暮三?? (←むむ?どっちかな)
朝三暮四を、特許調査でいうならば!
検索はそれなり・・・?に済ませて(=前半が楽)
査読のとき「終わらなーい!」とか「こんな公報があるって事は、他にも・・・?」と、ついつい検索に戻ってしまったりする。(=後半が苦しい)
・・・という状態を選ぶのか、
検索の時は、知識も使うし、
頭が痛くなるくらい考えて作るので、大変なんだけど(=前半が大変)
査読に入る時には、調査範囲の最適化ができていて、無理のない件数になっているし、
後からの「あれもやればよかった・・・!」という悩みは、ほぼ生じない。(=後半が楽)
・・・こっちのスタイルを望むのか。
って事かな、と思います。
冒頭で「向き・不向きとか個人差」と書きましたが、
幸い時間も体力もあるし、
いちいち検索の勉強をするのは大変・・・! であれば、
「ざっくり広く検索して、体力任せで査読」
って方法だって、「アリ」ですよね。
でも、年度末の時期など 「ゴールが決まっている」ときは、
妥当な検索範囲まで絞り込みをして、
最短時間で最大の安心感を得られるといいのかな、とは思います。
安心感のある調査結果が欲しい方は、
代行調査のお問合せをいただけたら、と思います。
検索式だけの作成も、お引き受けできます。
(打合せは基本的に無料です。お気軽にどうぞ)
また、お時間のあるときには、
調査のトレーニングもご活用ください。
(日本パテントデータサービスや、発明推進協会などで講師をしています)
ご自身で、自由に検索条件を操れるようになります。
どれを受けたら良いかわからない方は、
お問合せフォームからご連絡くださいね。
調査のご経験や、お使いのデータベースに合せて、
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