![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgv1sKpIpQEwoZ1xc7yDwn4TlvjbJj7NbIjlz2GqD0PeDUn0DBJ96mVHj3cHAfAN0xWyPFf5X2M1ARX7MhJPAXBxjqvu7NP2-xVqDiOty3jcjLrj5EjXHVyQfwwNN-7kYZq0V0rMaGTWHUp/s1600/modishjack-339110-unsplash.jpg)
みなさま、Espacenet、お使いですかーー?
Espacenetは
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・パテントファミリーを調べたり
・海外の経過情報を調べたり
・英語で海外特許を調べたり
・CPC(欧州米国 共通特許分類)を使って調べたり
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ができるツール。↓ 全部無料です。
https://worldwide.espacenet.com/
海外特許を調べる時は、
「まず、Espacenetを使ってみましょうー!」
と言われる事も多いツールです。
※「まず米国特許庁」とは、多分ならないのが不思議で面白いところ^^
その、Espacenet。
新機能が追加になっています。
日本語版の画面 から入ると、特に何も書いてないけど
英語版の画面 に入ると、ちゃんと案内があります。(検索機能はどちらも同じですよ)
↓↓↓
簡単な説明と、使ってみた様子は記事の続きから。
まず説明はこちら。(意訳です。色々見逃してください^^;)
詳細検索(Advanced Search) で試してみました。使用例です。
例題)「人工心臓」について出願している、イスラエルの出願人は?
最近「医療機器関連のユニークなベンチャーは、
米国の他に、イスラエルにも多い」と聞く事が多かったので、
「人工心臓を手がけている出願人もいるのかな?」と思い、検索してみました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg_RkIMJDvmM_AiuIQ8Q4tiNfxKzU4h_q4PAbIo_ppL4yd-zeYEMAhcrDdcRiccZMwT47AQvczGCzk-ioH-_X_oBv54oKos1XkYYbbGIM3W2lshVXMNTpqpHMxyC9ytxjbdKnfXa-xoKq3z/s1600/elvin-hacaliyev-504767-unsplash.jpg)
<検索例>
Espacenet の Advanced search で
名称・要約に artificial and heart (人工 * 心臓) を入れて
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjpbmytnKOc63aDdVmgkiH0qiJ6UQbHcBBnBs2RSf3OgDT5BCbEPjQoak9UzLnlMvr7qUSKOjsRoLKdZeM48bkbjqX0LMQQ5-WF8PKqm8gHaDMnIn1mf7g6Syh2YpD3TCjZYc0nukDfqnZ4/s1600/2018-04-23_15h54_26.png)
出願人に [IL] と入れる。検索実行。 ※角括弧[ ]が必要です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgg3NGBJq_jvvBrqGnRj2SAyNlUpTsWEPKAm6VqRhq3xaAyYpNgPq9y8jZwsUhGMF7vcxEl6eURvG6aAcQpIbsYQUUv5LnKpFpwfk3H-VloO6ZSE1SycztTPBfmCUK0RAktpauuTqMV2tLO/s1600/2018-04-23_15h54_39.png)
<検索結果>
「イスラエルの出願人が米国に出願」したレコードがヒット。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhoeu4z1uWZv36KTdKGwbOC0eO9AsGDBH0WnztYMXpd25QSDurRuBbKiq6kjIM49-pybMUik1EN9gDoqaxqJpzg5jWaam1VrtNGoBFlXicPhln0isvYtiYu5O-AJuQwUFpv7zoB05WafILa/s1600/2018-04-23_15h59_23.png)
なるほど!
以前から 出願人名の後に [IL] と居住国のコードがあるなー、とは思っていましたが、これが検索対象になったようです。
そして、
>Espacenetの文書の約40%には、
>関連する発明者および出願人の居住国の索引が含まれています。
居住国コードが付いているのは、全体の約4割、ということなんですね!
以下、ぜんぶ推測ですが
「居住国コードがあるのは4割」ということから
・古い出願にはあまり居住国コードがついていない?
・優先権を伴う出願には居住国コードがある?
・逆に、ローカルの出願には居住国コードがないのかも?
・出願国(公報発行国)による違いも、あるのかも?
といったことも、
ありそうな気はします。(まだ確認していません。ごめんなさい)
いずれにしても、Espacenetのお知らせにあったように
という使い方、確かに向いていそうな気がします^^
それでは!
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![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjwGnUrEvHCnlo-vqFmPFfcs6sNXd3zDhFIyD6WNYoLUnPXe10gAv9JxgrrpwAZdd-LOLjSaFtaES5e9efxrqc2Q6-el4lSQMD43FByaJUC8JJVzNXxknqUHflUJo5Uf7djtcqdRlKYacbg/s1600/0161_original.jpg)
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