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先日さわいでいた、ハンガリーからの荷物・・・
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先週到着しましたっ。 (パチパチ★)
・・・職人さんの字が
FedEx塩尻営業所のトラックが迷子になる、というオマケつき。(爆)
これがFedExを迷走させた、職人さんの手書き文字でございます。
・・・可愛い字じゃないのー? って思うんだけどな。ふふふ。
購入したものとか、
意匠について、ちょっと思った事とかは記事の続きから。
今回、一目惚れしてハンガリーから取りよせたのは、これ!
小ぶりのハンドバッグ♪
Webサイトあります。
http://gion.hu/
トップページに画像のあるこの方が、
達筆の主と思われます。職人の Peter Martonさん
たしか、最初は http://gion.hu/ に検索で辿り着きまして。
販売のページをクリックすると、
Etsyという、アメリカのサイトに飛ばされるんです。
http://www.etsy.com/
最初、わけがわからなかったけど
Etsyというのは、ハンドクラフトとビンテージ品だけを扱う、
米国のマーケットプレイスのサイトで、
そこを利用して、ネット販売をしているということでした。
Peterさんのバッグ以外にも、
Etsyには面白い作品がたくさん出品されていて、
色々と見ておりましたら・・・
あっ!
へぇ~・・・・・
2枚一組で、画像をご紹介しますね。
こちらはEtsyの「手作り作品」 で
こちらが、オリジナルと推定できる製品。
Van Cleef & Arpels 「アルハンブラ」
別のそっくりさん!もありまして。。
こちらはEtsyの「手作り作品」
こちらが、オリジナル。
・・・・ツッコミどころというか、なんというか。(^^;
これはどう考えたら。
まず、すごーく大ざっぱに言ったら
「意匠」「模倣品」のカテゴリーなのは、間違いなさそうなんですけどね。
考えてみたら、
制作者/出品者は、世界各国に散らばっているし、
購入者も同じく世界各国にいるわけで。
どの国の法律が適用されるんだろうね~?
ってところが、いきなり 謎・・・。
うーんと単純化して、
これが国内での取引、
日本の意匠法だったら、どうなんだろう? って考えてみますと、
ひとつめの例、
ヴァンクリーフ&アーペルの「アルハンブラ」。
このデザイン、発表されたのが 1968年 とされてます。
超有名デザインです。
日本の街角や、駅ビルなんかの
気軽に覗けるアクセサリー屋さんでも、
この手のデザインは、けっこう頻繁に売られていて、
通称 「ヴァンクリ風」 なんて言うんです。
えっと・・・「ヴァンクリ風」は、かつて意匠権があった、としても、
とっくに権利切れしているだろうから・・・作っても売ってもOK?
そしてふたつめの例は、J-Crew の パヴェ。
このデザインの発表年は、残念ながらわからなかったのですが、
ミシェル・オバマ大統領夫人が着用していて、
アメリカで大人気になっているモデルらしく、
それほど、古いデザインではない感じがします。
もし、意匠出願されていて、
権利も有効で・・・って考えると、
・ 手作り品で 「これ1個だけお譲りするわ!」状態ならOK?
・ 反復して、複数個を頒布したら、アウト?
あと、このパーツって、
手作りできるようには見えなくって、
いかにも、部品とかキットが売られていそうに見えるんだけど、
・ 「J-Crewのパヴェ」風のパーツ、として、
たくさん販売してたら、やっぱりアウト?
・・・・もう、頭の中ごちゃごちゃになってきました。(笑)
繰り返しになりますが、
「日本なら」 って考えても、手作り品ってなんかややこしくなるのに、
実際は、ワールドワイドに活動してますもんね、これ。。
でもね、
そんな事考えないようにして、呑気に眺めたら面白いです。Etsyってサイト。
陶器とか写真とか、家具なんかもあるし、
なんど、手作りのお菓子まで出品されているんですよ! ←日本には送ってくれないと思うけど。。
例 ↓「陶器」で出品されているもの。
のんきに 「こんなのも売ってるんだ~」 と見るもよし、
お仕事でブランド品を扱われている方は、
模倣品が出回ってないか、と、目を光らせる使い方も、あるかもしれません。
それでは~
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