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2013/06/13

[メモ] 海外の引用例を読むコツ。(アメリカ編。たぶん初級)


Tesla electric motor patent / Source : Pinterest

先日、調査の打合せをさせて頂いた中で・・・

「米国で拒絶が出ているのは把握しているんですが、
英語が苦手で、引例の分析ができてなくて。」

と、はにかんでいたお客様がいらっしゃいました。


英語・・・得意な方も、もちろんいらっしゃいますが
日本語に慣れた目には、やっぱり読みにくいですよね?

日本語のテクニカルタームって、
漢字やカタカナで書かれているケースが多く、
たとえば漢字を追っていくと、
スピーディーに公報を読める、という場合も多いです。

これに対して、英語は文字種そのものが少ない上に、
ネイティブではない私たちは、
どうしても、一生懸命文字を追っていく・・・みたいな部分が、あるように思えます。


なーんて分析している場合でもないので(笑)
私が、海外の引例を読む時の手順を晒してみます。


・・・たぶん、一定の知財経験がある方は、
皆さん、同じ読み方をされてるんじゃないかな? 
当たり前の読み方じゃないかな? って思うのですが。


そんなわけで、ちょっと恥ずかしいんですが・・・

今回は、アメリカの引例を例にします。
手順は、記事の続きから。


引例を見る前に・・・

米国の登録公報。
フロントページに引用文献が載っています。

*印のあるのが、「審査官引用」
それ以外は、出願人引用などです。


*印の審査官引用だけでも、全部正直に見るのは「かなり」大変。
ポイントを絞ります。


まず使うのは、アメリカの包袋。

紙で入手される場合もあると思いますが、
今なら、電子媒体(ネットでもPDFでも) が扱いやすいのかも。


ここでは USPTOのPAIRを使います。
http://portal.uspto.gov/pair/PublicPair

包袋を閲覧するまでの手順は、省略させて頂きまして・・・


包袋(FileWrapper)の画面。
ここではとにかく、Rejection とついた書類を探します。


Rejection=「拒絶理由通知」です。

# Non-Final (最終ではない) と Final (最終)、
# 複数回の拒絶が出ている場合もあります。
# 
# 1つ発見したから・・・と安心せず、全経過を確認いたしましょう。


というわけで、拒絶理由通知の内容を確認


日本でも米国でも
「拒絶の決まり文句」があるので、探します。


こんな感じに、


Claims 1-5 are rejected under ・・・

って始まる部分です。 
文の最後に記載された番号が、実際に拒絶理由で引用された公報、になります。

この拒絶理由ですと、2005/0263138 というのがそうですね。
米国ですので、国コードがなければ 「米国の番号」と解釈しましょう。


そして、この引例では

(see page 4, paragraph 45)
  公報4ページの45段落を参照されたい

と、ちゃんと記載箇所も指摘していますよね♪


# こちらも、1回のRejectionで、
# 複数の先行例に言及している可能性があります。
# 
# 書面の最後まで、しっかり確認していきます。



・・・ということで、
数ある先行文献の中でも・・・


こちらの公開公報の、





[0045]の段落に、まず注目し、


必要に応じて、図面や前後の段落の記述などを見て、
内容を把握していくと、
全体的に読むよりは、かなり楽ができます。
 ※ 楽だけど、手抜きじゃありません!たぶん・・・ね。(*^^*)



外国の中間処理をされている方は、
きっと、同じような流れで読まれてるんじゃないかな?って思いますが、
いかがでしょうか?




それでは。
アデュー



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