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bromance / Source : Pinterest
今週は重め(?)な記事が集中したので、息抜き投下します。
でも、調査の仕事にもきっと役立つと思いますよ♪
私のような「特許・文献検索を仕事にする」職種を、
知財業界内では 「サーチャー」 と呼びますが、
他業種に目線を向けると 「リサーチャー」 という職種があります。
主に、
・ マーケットリサーチの企画設計、回答収集、分析等をする方
・ テレビ番組等のネタ探し、裏付け資料収集をする方
2通りの「リサーチャー」がいらっしゃるのですが、
今日は後者、テレビ番組に携わるリサーチャーのお話です。
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日本のリサーチャーさんで、
凄腕と名高いのが、喜多あおいさん という方。
古くは「なるほど!ザワールド」 とか、
最近の番組では、
「行列のできる法律相談所」 「それでも、生きてゆく」
「ハケンの品格」 「家政婦のミタ」 などなど、、、
引っ張りだこの、敏腕リサーチャーさんなのです。
一旦、ここで記事を折り畳みます。
※ 興味のある方は、続きにどうぞ~
その喜多さんの、貴重映像がこちら。
リサーチャーの仕事の手順を語られてます。
ショナイの話 121120 投稿者 plutoatom
約24分の映像です。
見どころ満載なので、週末にでもゆっくりご覧いただくといいのかな、と。
一部、上記の映像からのクリッピングで、
見どころをご紹介します。
リサーチ前の情報分類。
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依頼が来た段階で、軸を考える場合が多いそうです。
2軸・4象限に分ける例を紹介されていました。
そして、
クライアントの盲点を探る。
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空白域で、かつ盲点になっているのか、
それとも「不要な情報だから空白」なのかの見極めです。
場面は違うものの、パテントマップの読みとりに似ているように思いました。
そして、書籍検索サイト (番組内では紀伊國屋BookWebでした) の
リサーチャーならでは、の使い方が紹介された後、
学生や社会人にも活用できる
正確性第一のリサーチ方法。
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書籍検索サイトの使い方などを見ていて、
切り口は柔軟、手順は手堅い、という感じを受けました。
↑無意識に、他業種のサーチ方法を解析してる私って・・・!笑
正確性第一、ってことは、手堅くもあるのですよねー
とはいえ、番組内でのリサーチ題材は あの「太宰治」 。
「文系すぎて、特許調査に応用なんてできねーよー!」
というお声もあろうかとは思いますが、
自分としては、参考になるスキル満載の動画でした。
あ、喜多さんは本も出されてます。
・・・・じつはこれ、自分の講習のネタ本に使ってるんですよ~(言っちゃった)
プロフェッショナルの情報術 なぜ、ネットだけではダメなのか?
喜多あおい
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こちらも、特許の「と」の字も出てこないけど、
サーチャーの方にはおすすめです。
それでは
アデュー★
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