ヘッダーメニュー

掲示板

出張・講習・オンライン配信など  🔹最新スケジュールはこちら 
オンライン配信は🔹Facebookで (録画有) どなたでも閲覧可 / フォローお気軽に
毎週水曜日配信。メールマガジンご登録は 🔹こちら
匿名質問箱!酒井に聞いてみよう。回答は動画配信・ブログで 📪質問BOX 



代行調査依頼  
🔰はじめての調査依頼ガイド
無効資料調査用に整理すると良いこと   📧問合せフォーム
✔侵害予防調査用に整理すると良いこと   🚩調査料金表

検索式の作成とチェック
✔検索式作成(オンサイト/Web会議)  📧問合せ 🚩料金表
式の良い点・改良点のコメントをお返しします。 ✔検索式チェック

2022年度受付中!  
📆出張講習スケジュール(2022年度) 📧講習問合せ 🚩講習料金表




2013/06/05

[速報] 衝撃!「あの」特許庁がCPCに参加する、ですってー!?


European Patent Office / source : Pinterest


おはようございます。酒井です。

今朝はちょっぴり衝撃的な事がありましてね・・・
EPOの6/4のニュースリリース、ご覧ください。


Europe and China agree to use same patent classification system (CPC)

4 June 2013   → 元記事へのリンク

EPO and SIPO sign a Memorandum of Understanding to enhance cooperation in patent classification
The EPO and the State Intellectual Property Office of the P.R.C. (SIPO) today signed a Memorandum of Understanding (MoU) to enhance their cooperation in the area of patent classification. Under the terms of the MoU, as of January 2014, the SIPO will start classifying its newly published invention patent applications in some selected technical fields into the CPC after receiving dedicated training from the EPO, and will strive to classify its new invention patent applications according to the CPC in all technical areas from January 2016. The corresponding classification data will be shared with the EPO. The CPC is the most refined classification system for patent documents in the world (250 000 subdivisions) which entered into force at the EPO and at the United States Patent and Trademark Office (USPTO) on 1 January 2013. It is largely based on the European Classification (ECLA) system formerly used at the EPO.

(後半省略)

要するに、どういうことか? というと・・・



欧州特許庁(EPO)と中国国家知識産権局(SIPO)は、本日、特許分類の分野で協力を強化するための覚書(MoU)に署名いたしました。
この覚書では、SIPOはEPOによる専門のトレーニングを受けた後2014年1月より幾つかの技術分類に限って開公報の新規発行分に対し、CPC分類の付与を開始する、と定めています。2016年1月からは、すべての技術分野においてCPC付与を行う予定です。
対応する分類データはEPOと共有されます。
CPCは2013年1月よりEPO、米国特許商標庁(USPTO)の間で発効した、世界でも最も洗練された分類システムです(分類項目は25万項目)。CPCは、主に旧・欧州特許分類(ECLA)システムに由来しています。

2014年1月って・・・来年からですねぇ。

で、

「分類付与は、中国側(SIPO)で行う」 って文脈に見えます。(汗)


いやーん! ← 心の叫び

IPCしかついていない中国公報もイヤだけど、
正直、中国で付与したCPCつき、の公報もどうかと・・・


究極の選択?
・・・って、いや、選ぶ事もできませんが!(涙)


ついでに、こちらの論文も合わせ読みどうぞ。
衝撃が増すかもしれませんけども。


特許分類に関する国際的な動向 五庁共通ハイブリッド分類プロジェクトをはじめとして (情報管理誌)

以下は、記事から抜粋です。
4.2 五庁の新たな取り組み
繰り返しになるが,CHCプロジェクトを加速化することは,五庁間での合意事項である。それにも関わらず,EPOは,今後もCPCの維持・改正のためにリソースを費やしたい,CHCプロジェクトのためにリソースを割かない,とのコメントを2012年6月の五庁長官会合における再度のCHCプロジェクト加速化合意後も行うようになった。このEPOのCHCプロジェクトに対する消極的な態度を考慮し,中韓もCHCを進めることに懐疑的になったのか,上記合意後,各技術分野における具体的なIPC改正分類表案を提案したのはJPOのみというありさまであった。各庁の政治的な思惑が交錯し,CHCプロジェクトは完全に行き詰まってしまったのである。

<中略>

また,6月の五庁長官会合において合意がなされた場合,世界各国から期待だけを集めたCHCプロジェクトという名の五庁の取り組みは終了することになる。

→ 原文はこちら

CHCも完全に行き詰まったし、

欧州&米国に続いて、中国特許庁がCPC陣営に入った、って状況ですよね。。


今後、更にCPC分類の重要度が増していきそうな気がします。

それでは。

---------------------------------
2013/06/07 追記

韓国特許庁は米国特許庁と組んで、CPC導入するそうです。
→ 関連記事 http://blog.1smartworks.com/2013/06/cpc_6.html



[CPC] 関連資料リンク集はこちら








■ご案内■



0 件のコメント: