こんにちは!サーチャーの酒井です。
先日メルマガで取り上げた CRISPR-Cas9 。
CRISPR-Cas9というのは、遺伝子編集技術で、
「大発見!ノーベル賞は時間の問題」と言われているそう。
特許紛争が話題になる事も多い、CRISPR-Cas9ですが
もし、特許紛争に決着がつくと「最初に発見したのは、誰?」という問題にも
一定の結論が出ることになるので、ノーベル賞に向けて一歩前進するだろう、という話もあるそうです。
そんなCRISPR-Cas9の「特許分析」が、
海外で記事になっていました。
Technology Landscape Study on CRISPR-Cas9
http://blog.maxval.com/2018/07/technology-landscape-study-crispr/
今回は、上記記事の末尾についている「資料編」(PDF)の
グラフ表現に注目しました。
全体的には「普通にExcelで作った風」のグラフが多いのですが
注目したのは、こちらのグラフ
横軸:出願年 × 縦軸:技術要素 を濃淡で表現
合計値の棒グラフ(縦横) が併記されているのもわかりやすいです。
他には「主要な関連IPC」の表現も、
「文字ばかり」でありながら、
むしろ、グラフを使うよりわかりやすいな、と感じましたし。
「引用回数の多い特許」は、表としては珍しくないものの
「1年間に平均何回引用されたか」という着眼点が面白いな、と思いました。
1年間に平均50回引用される、ってすごいですよね!
弊社での調査業務でも
近年、特許分析を行うケースが増えてきています。
グラフの表現や、分析する観点などは、
良い表現を見ることによっても
「自分の引き出し」の中身が増えますね。
今後も「特許分析」のジャンルで
興味深い記事を発見した際には、ご紹介していきたいと思います。
◇ 今日の記事(CRISPR-Cas9の特許分析)
Technology Landscape Study on CRISPR-Cas9
http://blog.maxval.com/2018/07/technology-landscape-study-crispr/
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