こんにちは!サーチャーの酒井です。
みなさん!「近接演算(近傍演算)」を効果的に使えてますか?(微笑)
一般的な近接演算の基本機能は
2語、または3語以上が 「互いに近くに書かれている」状態を検索するものです。
比較的よく見かける機能としては
また、単語が登場する順番について
以上の組み合わせで検索します。
例えば
といった具合になります。
さて、この記事のタイトル
「近いと遠い。近接演算の使い方2種。」ですが、
私が近接演算を使うときのイメージって、
このタイトル通りでして、
「近い時」と「遠い時」の2種類があります。
具体例や説明は、記事の続きからどうぞ。
◇近接演算 ~ 近い時
頭部に装着する装置、なのだけれど
微妙な表現のバリエーションがたくさんある、という場合です。
語順変化する可能性は低いし、
2語の距離もそこまで離れていないだろう・・・と考えて
頭部装着(順・2字)装置
という感じに検索します。
・・・ のように
「係り受け」的な要素が入ると、
語順逆転する可能性も高くなります。
測定(逆・8字)装置
となります。
◇近接演算 ~ 遠い時
このようなテーマの時って、
「カテキン」と「中性脂肪」は、比較的近くにいます。
でも、先ほどの「近い例」と比べると・・・?
そうなんです。
先ほどよりは距離が離れている、のがポイントです。
また
カテキン、テアフラビン、テアシネンシン・・・ といった具合に
物質名などが列挙されるパターンでは
その分、語間距離が長くなります。
「こちらのパターンだな」と予想がついた場合は
カテキン(逆・60字)中性脂肪
のように
・語順の逆転を許容して
・距離も長めに設定する
がポイントです。
文字数も、もう少し長くして試したり、
逆に短くしてみたり、と、
調整するのがオススメですよ^^
それでは
よい週末を!
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