![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEqzI8M1Cswx0SdLTx9ZboMw30b9WYUK2a0Or4oXfNT3_nfwiynBs5vbNtMzki0azvzh6YvhpYNiAkJ7Ide3tFH4qFlcvSfYpVV309HHFzgYE84_iqoLf89eb8mAXuAS7UrshIgpHPrfoa/s1600/scott-webb-186137-unsplash.jpg)
こんにちは、酒井です。
昨日は関西で、検索講習に伺いました。
講習内容から、ひとつ。
「この分類、この部分式を
使う?却下してもよい?」の判断をご紹介します。
以下 〇は部分式(部分集合)の
ヒット件数や、他との重なり を表現しています。
検索スタート
「試し検索」で集合を作り・・・
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiakDDuqQFzN4qxmaqOYGDczFY8F2_Bhwlq77q1W-JY3v9hZZIKX4I4l5rDTP05TGL0Nt_FG36v4aMbZ0ULDxD5QwUruqcNiLoNGfc7dYE25k2Vl7UIFyStrSByi4iJ4Z5V0PwJrAzbU3le/s1600/2018-07-05_13h45_47.png)
方向性が良さそうでしたら、FI記号を特定。
FI×キーワード、の式が作れます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjMQ2dI0IuRsbsWO05OPN4og-pr7q8qZCH6ydS5-SL9HUtzrNJ1SsWFHb_fJGc8sR1bR_3oKXgIMbOKLPucWXoNwioT-hI6rKZusLPfnE8A4hNiqXsVjyMX2jwW8b3pJYa5EjMVQH2Mufym/s1600/2018-07-05_13h46_01.png)
一般的に、FI×キーワードの式は
・試し検索より 少し件数が増え
・「集合同士の関係」も完全には重ならない事が多いです。
※折り畳みます。記事後半にどうぞ。
同様に、FI記号からFタームが特定できるので
Fターム検索ができます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgkrRnyTb0QxhahN9waYu8GfoS0TB9AeQqfiERRlCJg0kRjV6C1s73J3-tQoN-XChLuhQkQnl3sc9oe_sXwW86vZCc5ZmL2Jc9K1oTIR4AqYVmATnPcW1znwOIn2kara8_Yo9Ukmidjv2mQ/s1600/2018-07-05_13h46_38.png)
こちらも、これまでの集合とは
意外と重なりが小さい、というケースが多いです。
また、Fタームリストを確認すると、
「他にも、この観点・このタームが使えそうだ」と
気付く事は 多々ありますが・・・
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgxXKcdnmiPCnnPb7OLxIKdhqbFfk0b3GrXbSJ2_ajt02pLPu0q_fhwWhqDDo2nX753e32_MkAtp5yV50dwNERoM_i52jhSM76KJ5ndysc_gX5rivxOGrDDXPgKZEeaXyg0wHD4fvxVe8tc/s1600/2018-07-05_13h46_52.png)
こちらも、集合としては
「今までの集合と重なる所もあるが、
重ならない部分もある」
という風になります。
・・・と、
ここまでの部分式を合計すると、
確実に「検索漏れ」は少なくなります。
でも、当たり前ですが
トータルの件数が増えますよね?
ここでおすすめしたいのが
NOT演算を使った 自己チェックです。
たとえば
と検索したら?
「Fタームを使った時だけ、ヒットする公報」
が確認できますよね。
この結果をざっと(=発明の名称の一覧、で判断できるケースも多いです)
確認して頂いて・・・
■調査テーマに関係ありそうな公報が、ギッシリ! だったら
この部分式、却下したら漏れが生じそうですよね?
「使う」をおすすめしたいですし、
■微妙に違うとか、ハズレ公報が大半かな・・・ であれば、
その部分集合を加えても、ヒット率改善に貢献しないばかりか、
母集団が「水太り」みたいになって、
公報を読む作業が増えるだけ、という気がします。
こちらは、たぶん「却下」ですね。。
この分類を使うべき? とか
やめておいた方がいいですか?とか、
分類表を見た段階で ご質問頂く事も多いのですが、
分類表の「説明文」だけでは、
探したい技術内容に
ピタリ!とマッチするかどうか、正直わかりません。
「検索して、その都度差分をとって、評価する」
習慣をつけていくのが、おすすめです!
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