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2018/07/13

[ワンポイント] 特許分類 用途別の使い分け(1)



こんにちは!サーチャーの酒井です。

日本で発行される公開特許公報には
3種類の分類が付与されています。

IPC    国際特許分類
FI記号 ※File Index
Fターム ※File Forming Term


私、
調査と講習の仕事をしているので、
時々

「IPCは、国際的に広く使われているから、一番信頼できそう!
IPCを優先的に使っています。」

とか

「分類って、該当する内容が書いてあるから、分類されているんですよね?
だから、調査対象に当てはまる内容の分類があれば、
IPC、FI記号、Fターム、全部使いたいです。」

というお話を伺います。


うんうん、そうだよね。と思われた方は・・・
残念!!


知らず知らずのうちに
必要のない公報をたくさん読んだり、
最短距離で必要な公報を読むことができない、
といった事に、なっているかもしれません。

特許分類って、
「どれも同じように技術を分類している」のであれば
1種類あれば機能するわけで、

それぞれ特徴が違うからこそ、
日本では3種類も使われているのです。


こちらのシリーズでは、
「分類の用途別使い分け」を、少しずつ書いていきます。


次回は IPCとFI記号 の使い分け です。



----------------
ブログ記事では一般化した説明をしますので、
「うちの会社で扱っている技術と、しっくりこない」とケースも
考えられます。

自社技術に特化した勘どころを知りたい方は
酒井の検索式+検索レシピがつく
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