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こんにちは!サーチャーの酒井です。
今日の検索メモは「自由すぎる出願人名 と その対策」
自由すぎ、とは どんな状態か
まずはこちら。ピンクのマーカーにご注目ください。
題材はキリル文字の話題でも登場した SAINT-GOBAINです。が。
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上記をまとめると、このように・・・
正式表記は どこへやら。
自由すぎる世界が広がっていますよねー。(苦笑)
注意すべき場面や、
今回使った確認方法は、記事の続きからどうぞ。
(折り畳みます)
注意すべき場面
先ほどのような「自由すぎる」状況は
「表記ゆれ」または「公報の誤記」によるものです。
出願人単位の検索を行う時に、
正式表記だけ で検索していると、
表記ゆれ&誤記は 抜け・漏れ になってしまいます。
注意すべき場面としては、
「出願人単位で、なるべく抜け・漏れなく出願を把握したい。」場面。
たとえば、
競合他社の保有特許を漏れなくリストアップして、戦力分析したい、とか、
M&Aや共同開発の検討にあたり、
先方の保有特許をすべて確認したい(知財デューデリジェンス)
など、この例にあたるかと思います。
今回使用した確認方法
表記揺れ(と誤記)の存在確認は、
わかってしまえば単純ですよ。^^
GPIの検索例です。
と検索すると、
AINT GOBAIN
ASINT GOBAIN
DAINT-GOBAIN
GAINT GOBAIN
・・・・・・
的なデータが、まとまって出てきます。
では「GOBAIN」が表記揺れしている場合は?
APP(出願人)="saint" andnot APP = "saint gobain"
と検索するかというと??
それはやめておいた方がいいです。(微笑)(きっぱり)
SAINT 〇〇って、
欧米の病院名や大学名にも、とっても多いですものね。
そこで「GOBAIN」の表記揺れは
と処理。
SAINT GOBAN
SAINT GOBIAN
SAINT GOBIN
・・・
などは、こちらの検索で把握できます。
お使いのデータベースの「検索機能」によっては
最適な方法が違う可能性があります^^
色々 試してみられる事をおすすめします!
それでは。
□「表記ゆれ」に関連する記事□
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