Early Spring / Source : Pinterest
酒井です。
今日は、旧・アメーバブログの過去記事から。
早期審査制度を利用した事によって、
一般的に公開公報が出る時期より早く、登録公報が発行されてしまう、
ってケースがありますよね。
商用DBでざっと検索してみたところ、
2007年1月~12月 の1年間で、
登録特許件数 は 約 164,000 件
うち、早期審査を経て、
公開前に登録公報が出ているもの 1600~1800件程度
という結果でした。
(もし正確な統計データ等をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示ください。)
要するに、
全登録件数の1%前後について、
「公開前に、登録公報が出ている。」
という事になります。
では、このような場合、
公開公報は出されないのか・・・? というと、
現在は、
後から公開公報が出されているそうです。
以前はどうだったか、というと、
早期審査制度の運用開始は、昭和61年から。
そして、運用開始以降、
昭和61年から平成9年6月までは、
特許公報が発行された後、
公開公報の発行がなかったようなのです。
つまり、この期間に関しては、
公開公報を対象に検索していると、
早期審査→登録 分がヒットしない、という事になります。
※平成9年7月以降登録分は、
後から、公開公報が出るようになりました。
ですが、
早期審査による登録は、全登録件数の1%。
全公開件数と比較すると、~0.4%程度相当なので、
個人的には、
Fターム付与のズレ、最大1割事件
ほどには、気にならないなぁ・・・
という感想を持ってしまいました。
※ ・・・もし、ここを見られている方で、
「早期審査分が気になるから、登録公報も見て!」
という方は、その旨お知らせいただければ
きっちりチェックいたします。
数値・・・というか、割合。
パーセンテージを確認したり、他と比べると、
小さな発見をしたような気分になります。
それでは。
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