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酒井です。おつかれさまです。
先日、JIPAの講習で「無効化資料調査」を扱いました。
無効化資料調査といえば、
・ 「非特許文献がありそう」な匂い?がするときや
・ 特許文献は”調べ尽くした感”が出てきたとき
などに、
非特許文献調査も行なったりしますが・・・
この「非特許文献」
みなさんはきっと、
「自社の分野では、特許庁の引例でも頻繁に見かける」
→ だから、無効化資料調査でも非特許文献は割と欠かせない
とか、
あるいは
「確かに論文もたくさんあるけれど、
それ以上に特許がたくさんあるので、無効化資料調査もまずは特許かな。。」
「自社分野では、論文ってほとんど使う事がない。」
など、
「よく使う」 から 「めったに使わない」 まで、
それぞれの土地勘をお持ちだと思うのですが・・・
「自社以外の技術分野」 と比べて
非特許文献が多いとか、少ないとか。
「欧州引例では、何割くらいが非特許なのか?」 とか
そういえば
あまり見たことないなぁ、という方も
これまた多いのかもしれません。
先日から、少しずつチェックしておりますSearch Matter 2015に、
欧州引例の分野別比較、がありました。
分野別トップ3は、記事の続きから。
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上記スライドはSearch Matter 2015 の
Non-patent literature からです。(→資料PDF)
トップ3は、下記のとおり。
バイオテクノロジーは半分以上!
この分野は非特許文献の出番、本当に多そうですね。
なんとなく 「多いのだろうな」 とは思っていましたが、
ここまでとは・・・!(驚
資料PDFでは、
欧州審査官が使っているツールの紹介に加え、
「インターネット上の情報源」として
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Google Scholar, Scopus, Entrez の
使い方なども紹介されていました。
例えば、Googleで使えるコマンドなど。
※日本語で書かれた資料も、ネット上にありそうですよね(^^)
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「使い方紹介」がなく、
URLのみ紹介されていたのは、これらのツール
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「審査引例で、非特許文献をよく使う分野」 を反映してか、
バイオ、医薬、化学の情報源が多い印象です。
私には、初めて見るツールも多かったです。
気になる方は、資料PDFをチェックしてみてください。
掘り出し物があるといいですね(^^)
→資料PDF
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