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2015/10/02

FI⇔CPCの統計的対応表(EPO)



こんにちは、酒井です(^^)


昨日届いたEPOからのお知らせに↓


季刊 Patent Information News 2015年 3号

最新号が出たとのこと。
毎号、読みごたえがあるんです。


2015年3号で目をひいたのは・・・



CPCFI記号との
Statistical Mapping (統計的対応表)。



統計的対応表というのは・・・


「分類の意味」に基づく対応関係、ではなくて
「統計」に基づいて、対応関係を割り出したもの、です。


日本と欧州にそれぞれ出願された
同一ファミリーに属する特許、

日本ではFI記号
欧州ではCPCが、付与されますよね。


この、両データを統計処理し、
FI記号とCPCとの対応関係を割り出したのが
CPC-FI statistical mapping です。


◆ CPC-FI statistical mapping
   https://www.epo.org/searching-for-patents/helpful-resources/first-time-here/classification/cpc/cpc-fi.html
◆ FI-CPC statistical mapping
   https://www.epo.org/searching-for-patents/helpful-resources/first-time-here/classification/cpc/fi-cpc.html


ご存知の方も多いかと思いますが・・・
以前からUSPTOには

Statistical mapping of USPC to CPC

という機能がありました。


CPC⇔FI記号版も、
基本的な部分は USPC→CPC と似ていますが、

少しだけ違う部分や、発見もありました(^^)


・・・ということで、折り畳みます!
詳細は記事の続きから。



こちらが、以前からあった

Statistical mapping of USPC to CPC

の表示例です。



旧USクラスとCPCとでは
全く分類体系が違うので、

おそらく、
無理に対応表を作ることも難しく、
「統計処理」 という方法をとったのかな? と思っていたのですが・・・




一方、
今回出たのは、CPC⇔FI記号

この組合せは
「IPCがベース」という、共通した体系をもっています。


Patent Information News 2015年 3号
の説明によると、


下図のように、CPCとFI記号の一致率が表示されるとのことで、



もともと分類体系が共通するだけに、

「どのくらい一致しているのかな?」

という点が、とても興味深く感じられます。

[表の見方]
CPCFI-1FI-2FI-3
G01B11/005(64)G01B11/24,A (11, 17%)G01B11/00,A (9, 14%)G01B11/00,G (9, 14%)
左側 (CPC)
G01B11/005が付与された、EP側のレコード(≒出願数)が (64) 件あります。


右側 (FI)
EP側 64件のうち

G01B11/24,A が付与されているのは、(11件 / 17%)

以降、同様に(9件 / 14%)、 (9件 / 14%) と読み取ります。




・・・というわけで。


同じ分野を
FI記号 ⇔ CPC、双方向で眺めてみました。



同じ分野だから、
同じような数字になるのか? という先入観もありましたが、


実際に数字を見てみると。



FI記号 → CPC
FICPC-1CPC-2CPC-3
G02F1/1335 (3082)H04N9/3197(196, 6%)G02F1/133526(161, 5%)G02B5/0278(159, 5%)
G02F1/1335,500 (895)G02F1/133512(196, 22%)
G02F1/1335,505 (1997)G02F1/133514(454, 23%)
G02F1/1335,510 (2553)G02F1/133528(419, 16%)G02B5/3033(299, 12%)


CPC → FI記号
CPCFI-1FI-2FI-3
G02F1/1335(209)G02F1/1335 (102, 49%)
G02F1/133502(179)G02F1/1335 (94, 53%)
G02F1/133504(207)G02F1/1335 (113, 55%)
G02F1/133509(77)G02F1/1335 (32, 42%)
G02F1/133512(504)G02F1/1335,500 (196, 39%)G02F1/1335,505 (166, 33%)G02B5/20,101 (151, 30%)
G02F1/133514(645)G02F1/1335,505 (454, 70%)
G02F1/133516(324)G02B5/20,101 (248, 77%)G02F1/1335,505 (223, 69%)

IPC由来で、
FI記号にも、CPCにもある、

G02F1/1335

というコードに注目してみました。



FI記号→CPC の方向では、

最も一致率が高いCPCでも、わずか6%。

FI=G02F1/1335、のファミリー出願に、
多様なCPCが付与されていることが伺えます。



ところが逆方向

CPC→FI記号、をみると、

G02F1/1335
G02F1/133502
G02F1/133504
G02F1/133509

このあたりは、皆、FI=G02F1/1335に収束している感じ・・・


・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・  ( ← 考え中)


うーん。
「一対多」 な関係、って事かと? (ちょっとあやふや・・・)



あやふやな所はさておき(笑)



USPTOの対応表と違い、
一致率が表示されるのは、
とってもいいと思いました。
ありがたいです。


数字が見える事によって、
先ほどの例のような
「一体多」状況など、確認できて、



たとえば

「日本でFI記号はわかっているけれど・・・」

というような時、


両方向の対応表をチェックすると、

ひとつのCPCと、かなり結びついている、とか
複数のCPCに分散しているから、
CPCの分類表をよく見て、適切なものを選ぼうとか、


早速、分類選びの役に立ちそうです(^^)


◆ CPC-FI statistical mapping
   http://www.epo.org/searching/essentials/classification/cpc/cpc-fi.html
◆ FI-CPC statistical mapping
   http://www.epo.org/searching/essentials/classification/cpc/fi-cpc.html




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