酒井です。
EPOのSearch Matter 2015ネタ、2回目です。
(前回→「欧州各国のリーガルステータス」)
出所は前回と同じく
Search, find, watch – all for free!です。
※↑直接リンクできないので、2015のトップに飛びます
このコンテンツで講義をする、
EPOのナイジェル・クラーク氏。
ちょっぴり太め(失礼!)の紳士です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhcxGzVYWDzDuJS7BrXcbm_0oQfRrOz0OdhZS_BdF6lAgZdsaFF1LbLtAqei5GzOdo3h-rpE875T9YstQv_yEnE_fSR0s2C4j1Bq5KYufZWstBbQXumyyEoC8kHbhsTPE5xs8H5Yidx0aM/s1600/ScreenClip+%255B2%255D.png)
お名前から、イギリス出身の方かな?と思います。
お話も聞き取りやすいです。
そして、時々・・・
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQLNKtz-_IO-_tNjzipf8q31DMEc9-Hg9MpI1RrqUtd5-C2XetfBlr1FKQcxCSpQftx3PU75gx_WuSltx5Eo0h7pZYnR2kix8Y2englP9HGSXIc3tLZAiGzbI8OqLM827XdEjPGm6sD5M/s1600/ScreenClip.png)
「今から、重要な箇所を説明するよ~!」
・・・もちろん、テスト等はありませんが
「あとでテストに出すからね。(ウインク★)」
と言わんばかりです。
で、実際に 「IMPORTANT!」 の説明には
使えそうなリンクが、たくさん出てきました。
今日のTipsは CCD。
パテントファミリー内の各国で引用された
引用文献を、一挙にまとめて表示する技 です。
10ヶ国にファミリーがあれば、その10ヶ国分。
1画面上に引用データを一括表示する技、という感じです。
折り畳みます!
Espacenetを普通に使うと、
国ごとの引用文献を見ることはできます。
たとえば EP1234567 なら
ファミリーメンバーはこれだけあります。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjrORtyFC9MEhX75JTAwkMMrNrLfImllAfpXHA8rb1t5O3fVQPGhXNJlvBUd2zvlSBClKsNIxbyMjJglRxim7W_H9C-b32jXVsLv8Qqi5UFrqXI44XFKn5ZmGPqFIqWmg8FQ5UjSaOTRoo/s1600/ScreenClip+%255B3%255D.png)
この中で「欧州の引用/被引用」だけを表示するなら
EP1234567を表示→ Cited (またはCiting)documents を選択、で表示できますが・・・
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhJfUG4U-w4V47lwZ4Wx_mwJdbLGxnl4f7pTDF0a3xvNhMh5NxbqYNFx6v4eE8OMGkn0sumEppRarqr_gCTpHG5JiWFEwIJ7uvJ5ebxYZKuubMOC04JLxEspMbLtZrX5sKVQrHhiTuxK8w/s1600/ScreenClip+%255B4%255D.png)
ファミリー内には、他にも日本とか米国とかドイツとか、
多くの国がありますよね。
すべての国の引用文献を確認するとしたら?
国数の分だけ、
上記の操作を繰り返す事になってしまいそうですよね。(^^;
ここでTips登場です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQLNKtz-_IO-_tNjzipf8q31DMEc9-Hg9MpI1RrqUtd5-C2XetfBlr1FKQcxCSpQftx3PU75gx_WuSltx5Eo0h7pZYnR2kix8Y2englP9HGSXIc3tLZAiGzbI8OqLM827XdEjPGm6sD5M/s1600/ScreenClip.png)
[手順]
1)INPADOC patent family を表示させ、
2)ファミリーリスト 右上の 「CCD」 をクリックすると・・・
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhEOPwL_jUGdfNbyR-r_V2a4ClEovsKec77fBH-PNYH0XfFhhvkgdmEifpwPCHSP2bB3zahY5rbPgq83ekgdJF18-R0J4y2C2FTcOre718d6ePU9GXQBvh09w3PlfoH0adlmCGCcCN2D5Q/s1600/ScreenClip+%255B5%255D.png)
こんな具合に ↓ CCDの引用情報が起動し、
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgqZPnWP1K9lWAZtFiS5T8UYhzeKm6brSkBLsY9CYEMuCkRmnVq8sqtj4qlqw01A2pPS3Uy-Jd2ykPx8qB6mYRbCtcmNiicYIRrWs_MBHLDUQ618yekC4xkltViDlAs_R0jng_RyR79Ad4/s1600/ScreenClip+%255B6%255D.png)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhbr8zlmfKs9H7FkplCZoY6guJQ6hhVmQI-49pvGs3EdiUEWfMrdGzQAz82ckhhGmpZosyD7s2mq26vtXG-roqurIyAodAGuiOpATedbpqdc2M4qWbpxQa3eWW0budu0-BQJSlbkL9Nj1w/s1600/ScreenClip+%255B7%255D.png)
ファミリー内各国の引例が一括表示されます。
ちなみに
CCDというのは
Common Citation Documents のこと。
各国引用データの統合データベース、といったところです。
EspacenetのCCDリンクを使うと
10ヶ国に出願されていたとしても、
ファミリー表示 → CCD とすれば、
1回で全情報が表示される、
という仕組みになっております。
用途としては
無効化を図りたい出願があり、
海外でどんな引用例が挙がっているか見たい、
といった場面が、代表的かな? と思います。
ナイジェルさんの
「ここ大事だよ~!」 シリーズ。 (←ナイジェルさんが可愛いので、勝手にシリーズ化^^;
あと少し続きます。
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![](http://1.bp.blogspot.com/-ckh3b_0AE_o/T3U7jKuf6EI/AAAAAAAAVk4/eG9ZOOz23n4/s1600/ScreenClip.png)
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