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こんにちは、サーチャーの酒井です。
今週、楽しみに読ませて頂いていた記事、勝手にご紹介します★
元・特許庁審査官でもある
弁理士 田村先生の
【情報提供のメリット・デメリット】3部作。
1回目の記事
「メリット、デメリットというよりは、
審査への影響ということで・・・」
という書き出しで始まったシリーズ記事でしたが、
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②審査官が慎重になる
わたしの個人的な意見としては、情報提供の本質的な意義はこの点です。
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おおー・・・・!
元審査官の方が書かれていると、
めちゃめちゃ説得力ありますよね。
詳しくは元記事でぜひ!
そして、初回記事から心を掴まれ
楽しみにしていた2回目の事例編では。。
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単に特許になっては困るからと言って、なんでもかんでも情報提供すればよいというものではありません。
最もよくないのは、中途半端な情報を提供することです。
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これは、民間の立場から考えてもそうですが・・・
この記事では更に、
「中途半端な情報が提供されてしまった場合、
審査官がどんな風に考える(審査を組立てる)可能性があるのか」
が深掘りされていて、
なるほど~!と思う点がたくさんありました。
最後は3回目。
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弊所でももちろん、情報提供のお手伝いをいたしております。
審査官の経験が活かせる仕事なので、大変やりがいがあります。
(審査官の経験という意味では、いわゆる無効資料調査も同様です)。
もっとも、「特許の潰し屋」のようなイメージではありません。
あくまで、「特許の適正化」という、公益的観点の仕事と考えています。
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「特許の適正化」。
こちらも、元審査官の方ならではの感覚、と感じました。
・・・私自身の立ち位置は、
潰し屋系かも・・・しれないです。(大汗)
やはり、
社会人になった瞬間から、
係争ごとが身近な職場環境でしたし、
事業部門の方と一緒に
「これを潰せる目途が立たないことには
生産ラインが動かせない。」と、
頭痛がするほど考えたり、
胃がキリキリしたり、
資料が見つからない時は、自分の不甲斐なさに泣いたり・・・
そんな感じで、ずっと調査をしてきたので。
「事業」が絡んだ調査、と聞くと、
「この人、この事業のために、絶対潰しちゃる!」 (キッ!
・・・っと、別人格になるとか、ならないとか(笑
同じ調査でも、
やはり「生い立ち」によって、個性が出るものですね。
□情報提供/無効化に関連する記事□
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