代表取締役・酒井美里ブログ
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2015/10/30
[特許庁より] 異議申立 「うそ!?ざんね~ん!」な注意事項
こんにちは。サーチャーの酒井です。
先ほど、J-PlatPatには掲載されていない
旧パテントマップガイダンスのデータを見ようと、
特許庁(JPO)のサイトにアクセスしまして
その際、今日アップされたお知らせ
特許異議の申立ての状況、手続の留意点について
の見出しが、目に留まりました。
ちょうど、「新しいタイプの商標」も話題になったばかり。
異議申立はどんな状況かな? と、少し気になったんですよね。
本文を見ましたら・・・
との事でしたが、
その下に、
残念すぎて、目を覆いたくなるような注意事項がー!(>_<)
・・・この件、熱く語ってしまうかもしれないので(謎
折り畳みまする。
ここなんですけど・・・(太字・赤字は酒井が編集しました)
・・・・知財寺子屋シリーズや、
JIPAの研修の「無効資料調査」の巻では、
毎回お伝えしているので、
受講頂いた方は、たぶん大丈夫かと思いますが、
図書等の公知日が特定できないって!?
パンフレット等の頒布時期、発行時期が確認できないって!?
それ、
証拠として、全く意味がないですよねーー?(驚)
もしかして (違うと思うけど)
旧異議申立を経験していないから・・・?
いえいえ、
無効審判などでも、条件は一緒だったはず。。。
日付が特定できない資料を提出するとか、
意味がわかりません。。。(^^;)
弁理士さんだって、
ついていらっしゃるでしょうに・・・(汗
大半の方には、
「釈迦に説法状態」だと思いますが、
一応、どんなものが必要か 書いてみますね。
・・・まず、表紙は問題ないですよね?
書籍や雑誌の表紙を複写します。
次に奥付(おくづけ)。
書籍でしたら、裏表紙をめくったところの
発行日が書いてある、このような↓ページが奥付です。
まるっと1ページコピーし、添付して頂きたいのですが、
ちょこっと注意点があります!
上の画像ですと、第1刷から第5刷まで、4年弱経過していますよね。
また、このページをコピーしている、ということは?
「コピーしたこの本は、平成26年に出た第5刷」 という事になります
この場合、簡単に言うと・・・
「この本の公知日は、平成26年4月4日」 になります。
列挙されている、最新の日付です。
「え~?最初に出た平成22年じゃないの?」 と思われるかもしれませんが、
もしかして・・・
先行例として使いたい、と思った箇所は、
増刷の時に、改訂で差し込まれた内容かもしれませんよね?
だから 公知日=この(コピーした)版が印刷された日 として扱われます。
ですので、
日付が微妙になってしまう場合は、
第1版第1刷
をコピーされると安心です。
※第1版第1刷は、
※一般には国立国会図書館に納本されてます。
次!
雑誌でしたら・・・一般的には↓こんな風に
裏表紙の隅あたりに、発行日が入ってます。
「ここだけ」ではなく、裏表紙全体をコピーして添付します。
※書籍の奥付のような形式で
発行日を記載している場合もあります。
次!カタログ・パンフレット類
これが結構厄介なのですよー!
例えば・・・ネットで見かけた、3M様の建材カタログを例にします。
これ、裏表紙の隅をよーーーく探すと
2014年10月発刊、と書いてあります。
これはラッキーな例でして・・・
次はラッキーじゃない例です。
なんか悪い例みたいで心苦しいけど
セイコーウオッチのカタログ。
このカタログは、発行日が書かれていないのです。
裏表紙の右下隅に・・・
15.09 ってあり、
「2015年9月版ですぅ!」 って言いたい気持ちになりますよね?
(・・・で、実際にそうだと思うンですけど・・・社内的には。)
ところが、
特許庁への提出書類、として考えると
「それって本当に日付ですか?」
「たまたま、年月とも読めるだけで、
社内の通し番号か何か、って可能性もありますよね?」
ちーん!終了~! でございます。。(泣
・・・このような場合
雑誌(日付がわかるもの)に載っている、
同機種の広告ページと抱き合わせで使う、などの手立てで日付を証明します。
ちなみに、日頃から裏技を実行されている企業さまもあります。
裏技なので、気になる方は、酒井に直接遭遇した時にでも「どんな技?」って聞いてください。
・・・というわけで、
カタログ、パンフレット等は、
日付(公知日)の証明、結構厄介だったりいたします。
書籍・雑誌も、
うっかり日付コピーを忘れたら 「ざんねーん!」 ですよね。
皆様、お気をつけください!
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