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2013/09/13

続・ネイルアートと「発明者検索(アルファベット)」編


Birds / Source : Pinterest

おはようございます、酒井です。続きもの記事、3回目です。

これまでの関連記事はこちら
[女子向]ネイルアートもどき・・・プラス、特許のはなし。
続・ネイルアートと「ベンチャー企業」の検索


前回は
「ベンチャー企業って、会社になっていない頃に特許出願しているケースもあるし、後から人を迎え入れる事だってあります。だから、発明者名の検索を中心に据えつつ、サーチ範囲を広げていきます。」
・・・というお話でした。

そこで今回は、発明者検索のあの手この手、をご紹介します。
ここまでの話の流れに沿い「アルファベット編」です。


発明者で特許検索する場合

・・・出願された国から見て、外国系の人名を検索する場合って、一般的に検索難易度が上がりやすいです。(涙)

今回のインココの話も、そうですよね。
Park Fa なのか、Fa Park なのか。

つまり、姓→名なのか、名→姓なのか。

国によっても変わりますし (アジア圏と欧米圏とか)
全部姓→名に統一しているデータベースもある。

あと、アメリカ人から見たら、
それこそPark Fa なのか、Fa Park なのか?
どちらが姓なのか、わかりにくいという場面もあるのかも。
※ 余談ですけど、アイスランドでは「名字」はあるけど「姓」はないそうですよ。
→ Wikipedia 「アイスランド人の名前


それではまいります!


◆ 姓→名 か?名→姓か?

INCOCOの事例に出てきた通りです。
Park Fa ⇔ Fa Park  と、ひっくり返してみる方法です。

これは・・・
”Park AND Fa”  と検索してもOKですが、
Park(朴)は、とても多い姓なので、ノイズが多く混入するかも。

一般的な姓(名)なら "Park Fa" ⇔ "Fa Park" でノイズ回避、
珍しい姓(名)なら、姓だけで検索

という感じに、臨機応変にするといいかもしれません。


◆ イニシャルとかミドルネームとか

これは、昔々アメブロ時代にも書いたことありますが・・・

「ビル・ゲイツ」さん、本名は 「William Henry Gates II」です。

これが特許出願、となると・・・

William Henry Gates と書いてある事もあれば、
William H. Gates になったり、
極端な場合、 W. H. Gates というレコードになっている可能性もあります。

部分的に省かれて William Gates かもしれませんし。


ここは、順列組合せ状態 ではありますが、
色々試してみるしかありません・・・ (ちーん)


◆ ローマ字表記

大塚 さんが Otsuka だったり、Ohtsuka だったり。
白川 さんが Sirakawa だったり、Shirakawa だったり?

こちらも 「可能性を考えて、試してみる」系ですね。


◆ ウムラウトとか。

・・・遭遇率は低いのかも。でも念のため。

表記法に従うと、
ä → ae
Ö → oe
Ü → ue
エスツェット ß は ss

って言われます。


ですが!
「表記法がこうだから」 と言えないのが特許情報の世界・・・(^^;

・ 公報発行時点での表記
・ 収録されているデータ
・ システム側での扱い

の3つが絡み合う、とでもいうのでしょうか。


実際の発明者名で見てみます。



うわっ、ウムラウト多すぎー!(笑)

フィンランドの方です。ヤリ・アーリラさん、と読むのかな?
ちなみに国際公開公報です。(WO2010069505)
これが 「公報発行時点での表記」



次に収録データ
Espacenetで見てみましょう。



ä → ae に従って、変換されたデータが収録されてるんですねー。



ちなみに、話がややこしくなって恐縮、ではありますが
公報発行国が変われば、表記も変わるのはよくある話。


対応アメリカ出願↓



・・・と、アメリカ出願の書誌情報(in Espacenet)



ウムラウトはすっかり消えて、シンプルになってます。




なおシステム側での扱いは?というと

Espacenetで検索してみたところ、

Äärilä と検索すると、 AARILA と、 AEAERILAE 、両方ヒット。
AARILA で検索では AEAERILAE は入らず、
AEAERILAE で検索では、AARILA が入らない。

という結果となりました。



色々あった発明者名ですが、
他にも何か忘れてる事があるかもしれなかったり。(汗

思い出したら追記するかもです。


・・・非アルファベット編も、できれば、そのうち~!



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