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2013/09/18

Google Patentsに4カ国のデータ追加。


おはようございます、酒井です。

タイトル通り…それも、まずは情報源を見て頂くと話が早いのかも。
まずは、Google Inside Searchのブログから転載です。
※文中の太字は、酒井による編集です。

Broadening Google Patents

9/17/13 | 7:09:00 AM
Cross-posted with the US Public Policy Blog, the European Public Policy Blog, and the Google Research Blog.

Last year, we launched two improvements to Google Patents: the Prior Art Finder and European Patent Office (EPO) patents. Today we’re happy to announce the addition of documents from four new patent agencies: China, Germany, Canada, and the World Intellectual Property Organization (WIPO). Many of these documents may provide prior art for future patent applications, and we hope their increased discoverability will improve the quality of patents in the U.S. and worldwide.

…というわけで、今朝からGoogle Patentに 中国、ドイツ、カナダ、WIPOのデータが追加されました。

となると、収録範囲が気になるところですが、

ほんとうに「できたてほやほや」なのか、
Google PatentsのFAQページは、まだ古いまま。
4カ国分の記述は追加されておりません。(2013/09/18 7:32現在)
↓FAQページ(英語)
https://support.google.com/faqs/answer/2539193?hl=en

続いて軽〜く使ってみた感想など。
(ここで、記事を折り畳みます。)


◆Google Patents (日本語インタフェース)
https://www.google.com/?tbm=pts&hl=ja

インタフェースや検索方法は…説明不要かな、と。←手抜きでごめんなさい。
下図の「検索ツール」は、国を限定したり、期間限定、表示順変更などに使います。



…で。
個人的な感想をすこし。

自分は「Espacenet使い」なので、正直、

「収録国がちょっとぐらい増えても、
Espacenetの方が全然収録国数は多いし、
検索の自由度も高いし…ねぇ?」

なんて、思ってしまう部分もあるんです。

ですが。

たとえば、検索結果の「書誌」にあたる部分。
「DPMA(ドイツ特許庁)」と「Espacenet」に外部リンクされています。

これ、中国特許なら→SIPO と Espacenet
カナダ特許→ CIPO と Espacenet
PCT → PATENTSCOPE (WIPO) と Espacenet という具合

各国特許庁のサイトに行き、
番号の入力規則を確認して、検索して…という作業、案外手間なので、
GooglePatentsを経由するのも「あり」かも!と感じました。


それから、表示の見やすさ。

好みは分かれるのでしょうが、
EspacenetのLegal Statusより、かなり見やすく感じられました。


あとは、翻訳機能がついておりますが…
Espacenetの機械翻訳はGoogleと共同開発ですので、
翻訳のクオリティは、Espacenetと同等と考えていいのかな、と。


ざっくりですが、
「Espacenetが、更にユーザーフレンドリーになった感じ」
という感触でした(⌒∇⌒)。


後日、発見などがあれば、
別記事をアップするかも…しれません。

それでは。
アデュー


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