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pig by Herend / Source : Pinterest
こんにちは、酒井です。
このごろ、講習会の打合せの中で、
「悪い検索式の例、べからず集みたいなのをお願いします。」
というリクエストを、続けて頂きました。
悪い検索式って・・・・どんな検索条件なんでしょうか。
まず、絶対的な 「いい」 「わるい」 があるのかどうか?
つらつら・・・ と考えてみるに、
(おおっと。長くなりそうなので、畳みます。)
絶対的に良い / 絶対的に悪い、という検索式って、
案外少ないんじゃないかな? って思ったんです。
良いとか悪い、と言われるのは、
調査の目的・やりたい事に対しての、良い/悪いなんじゃないでしょうか。
たとえば・・・
「キーワード検索で、同義語・類義語を考慮できていない」
というのは、一般的には 「悪い方」 にカウントされるのでしょうが、
たくさん特許がありそう、とわかっていて、
ほんの数件、サンプル的に特許を見たいだけ、という目的なら、
決して悪い事ではないですよね。
・・・広く漏れなく検索する目的だと、怒られちゃいますけど。
また、別の例で。
「分類があるのは知ってるけど、使わない」
と言ったら、手抜きとか言われそう? ですけれども、
用途探索の目的で、特許資料を眺めるなら
分類を使う、という事は
「一定の分野」 というバイアスをかける可能性が高いので、
用途探索 = 分類を使わないという検索方法も大いにアリ、です。
一方、出願前調査などの目的で、分類有効!って分野だと
「あら~、どうして使わないの?分類使えばめっちゃ簡単なのに?」
みたいな話に、変わってしまいます。
もう少し進めて考えると・・・
仕事で調査をする時、その都度、目的や場面が違うのに、
ついつい、同じような検索条件になってしまう、 という方は、
知らず知らずのうちに 「目的に合わない検索」 をしているケースがあるのかも。
「式が悪い」というよりは、調査効率が良くないかもしれません。
予告通り、単なる 「つぶやき」 になっちゃいましたが(汗)
検索にも「絶対」はない、ってことですよね~
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