おはようございます。サーチャーの酒井美里です。
特許情報フェア&カンファレンスの
「カンファレンス」ダイジェスト。
今日は 欧州特許庁(EPO)のEspacenet。
https://worldwide.espacenet.com/
Espacenetは、今年2018年が「誕生20周年」(→過去記事)でもあり、
インタフェースの改善やアップデートを予定している、と
以前からアナウンスがされていました。
ですが。
これは、あくまでも「勘」なのですが、
「あまり作業が順調ではないのかな?」
「それとも、クリスマス休暇時期にアップデートする?」
何となく、前者のような気もする今年の状況です。
なぜなら、今回の発表資料、
「なんだか!ものすごく!見覚えがある!!」
記憶と記録を遡ったところ、
確かに、今年(2018)の9月初旬。
CEPIUG総会で、全く同じ説明がありました。
年内リリース、と言ってはいるけれど、
全く新情報が追加されていないのが、ちょっと気になります。
予定では、検索式の入力や、結果表示の刷新など、
Espacenetのかなりの部分が変わりそうなのですが。
以前、CPCが話題になりまくった時、
EspacenetのデータがCPCに完全移行したのは12月20日だった(→過去記事)
という実例もあり、
今年も、もう11月中旬ですから、
「新生Espacenetも、結構年末近くなってからローンチかなあ?」
という予感もしてきますが。。。
最新のEPOのツイートによれば (→関連記事)
11月中にはベータ版が公開になりそう、でもあります。
ヤキモキはするものの、
やっぱりEspacenetの改善、サーチャーとして楽しみです!!!
次はUSPTO、米国特許庁の予定です。
Espacenet関連記事、こちらもどうぞ。
■ お役立ちメモ:国コード+EspacenetとPATENTSCOPEの収録比較・2018秋
■ Espacenetの新機能「発明者/出願人の居住国」検索
■ご案内■
0 件のコメント:
コメントを投稿